play じゃんけん every day!
はてなダイアリキーワード「ジャンケン」「じゃんけん」がちょっと興味深かった。
サイコロなどを用いる完全ランダム戦略を使用することも、ルール上は禁止されていない。
――ただし、完全ランダム戦略に敵意を抱く"じゃんけんジャンキー"も一部に存在する。
じゃんけんゲームの本質は、人の心の動きを相互に予測し合うゲームであるというところにある。
この点で、単にサイコロなどのランダム発生器を用いて勝敗を決める"偶然ゲーム"とは異なる。
しかるに、じゃんけんゲームにおいても、プレーヤのうち誰かが完全ランダム戦略を用いると、偶然ゲームと全く同じ勝敗結果になってしまう。
そこで、じゃんけん的なるモノを、偶然ゲームから区別する実質的な基準を考えるべきであるが、プレーヤー間に次のような共通認識が成立しているかどうかという基準で判断できる。
- 実際のじゃんけんは厳密な意味でのゼロサムゲームではない。
- 人の心の動きは、他の人から観ても、遅かれ早かれ(限られた時間でも多かれ少なかれ)理解可能である。
- 人の心の動きを予測するための情報は、実際に収集可能である。
- 人は、他の人の心の動きを理解し予測することに、喜びを覚える。
- 人は、他の人から自分の心の動きを予測されることに、驚きを覚える。
- じゃんけんの技術には、人によって上手下手がある。
以上をまとめれば、「みんなでじゃんけんすることは楽しい」という共通認識を言う。
かかる共通認識が成立している場合、プレーヤが完全ランダム戦略を用いようとする動機は効果的に低減されることになる。
- じゃんけん的な無形伝統文化として「東八拳」というのもあるとか。
- http://homepage1.nifty.com/tohachi/
- アドレスから推測すると「とうはちけん」と読むのかな。
- 「狐」「鉄砲」「庄屋」
- 海外でジャンケン相当のゲームは「RPS」というらしい。
- http://en.wikipedia.org/wiki/Rock,_Paper,_Scissors
- 「石」「紙」「はさみ」
- グーとチョキは一緒だけど、パーのフォームがちょっとちがうっぽい(http://en.wikipedia.org/wiki/Image:SssPapier.jpg)。紙の印象を尊重して、指先は揃えて伸ばすってかんじか。
あとそういえば以前に RPS の発展形として「Rock,Paper,Scissors,Spock,Lizard」というのがあるって話があったな。一度誰かとやってみたいんだけど、Lizard の形がいまいちよくわからないのが難。日本でいうと影あそびでキツネ作るときのあの形でいいのかなあ。
- 指のかたち
- 勝敗関係
あと、ひとによっては咄嗟に Spock が出しづらいひとが居るかも。おれは右手だと平気だけど左手だとちょっと形がへんになることがある。