ゲームサントラ CD の不便

それにしても「F-ZERO AX/GX」の BGM はいい。最近仕事中ずっとサントラ聴いてる。歌のほうはあんま聴かないんだけど。BGM だ BGM。作曲者は庄司英徳氏。「SCUD RACE」みたいな爽快感と疾走感がある、けどこのひと「SCUD RACE」の仕事はしてないっぽいな「DAYTONA 2」のひとらしい。どっちにしても良い。

難点は、CD だからしょうがないんだけど、フェードアウトしてしまうこと。曲数おおいもんだからけっこう一曲が短めだし。無限ループしてほしいよ。現行の CD はゲーム音楽のサウンドトラックをリリースするメディアとしてはゲーム音楽に対する配慮がなさすぎる。「イントロ→本演奏→本演奏→（以下無限ループ）」の機能があるだけでもかなりマシになる。MDX プレイヤや hoot の素晴らしい点は、まずなんといってもそこだと思っている。まあそんなこといったって CD は所詮 CD であり、ないものはしょうがないのだからせめて一曲につき 10 分間はループすべき。でも同じ曲 10 分聴いてたらふつうのひとは飽きるのかもしれない。だからふつうは 3 分程度とかなんだろう。けどそんなの個人差あるんですよひとによっては 5 分かもしれないし 7 分かもしれないし、もっとせっかちなら 2 分かもしれないしおれの場合なら何時間でも平気だし（それができれば一日一曲仕事にあわせて聴くよ）、さらにいえば同じひとでも日によってちょっとずつ違うと思うし。だからそこいらへんは各人のコンディションにあわせて調節できるようになってればいいと思う。ある程度カスタマイズできればいい。素材としてのメディアを買って、デフォルトだとふつうに全部あわせて 74min くらいの CD として聴けて、編集したければ各人プレイヤ上で「再生スクリプトのカスタマイズ」とかを開く。なんかお手軽なテンプレとかマクロとかも充実してるわけです。カスタマイズした再生スクリプトは、アルバム単位とか曲単位とかで個別に保存可能で。

まあそんなこといったって最近のゲームだと、本体の時点でべつに無限ループじゃなかったりするんだよな。長時間遊んでるとふつうにフェードアウトかかったりする。あんまそのへんのこと気にしなくなる世代になってきたのかなあ。