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うちゅうひこうしのうた

♪私は宇宙飛行士で〜 あなたはノッホフ〜、でゆうめいな、坂本真綾「うちゅうひこうしのうた」だが、あれなんつーかモスバーガーの歌だよなーと思う。野菜つくったひとの顔とかみながら昼飯をパクつきながら次の仕事の段取りを漠然と考えたり考えなかったりしている昼下がり OL のひととかのふとした油断から漏れ出すささやかなメルヒェン妄想みたいな。作詞担当の一倉宏氏が「んあー、なんか次の歌詞のいいネタないもんかなー」とかいいながらモスバーガーとかそれに類する野菜生産農家のひとの写真とか名前とか掲示してるレストラン的存在でメシ食ってるときに降りてきた詞であるのに違いないとおもってるよ。なるほどそれか!みたいな。または NHK 大河ドラマ「いのち」の再放送かなにかを見てておもいついたとか(←主人公が女医でその夫がリンゴ農家)。「うちゅうひこうしのうた」は、みんなのうたで流れたっていうし。

ところでおれは NHK 大河ドラマの主題曲の中で「いのち」のやつがいちばん好きだ。ドラマとしてはいちばん印象に残っているのは「独眼竜正宗」だが、主題曲でいうと「いのち」がいちばんだと思う。大河ドラマっていうと大抵時代劇で武者が合戦みたいなイメージが一般的で、そういう中にあって「いのち」は戦中戦後の日本がメインであってドラマとしてもわりと地味っていうか、勇壮さに欠けるんだけども(日本で戦争もので勇壮さを出してもあんまり苦情が来ないのって明治維新くらいまでだろうし)、逆にそこがまたよい、なめるなよ若造!時代のうねりの巨大さは、いつの時代のどんな個人にとってもブロードバンド(大河)であるのだぞとばかりに、めずらしくピアノの音色が主役級の活躍。「信長」までのテーマ集みたいな CD 持ってんだけど、「いのち」のトラックだけ何度も聴いた。

あと、これで性別が逆になって男が宇宙飛行士で女が農婦だった場合なら、たぶん曲の題名は「うちゅうひこうしのうた」じゃなくて「ロケットのうんてんしゅのうた」になるよなと思った。あざとすぎてだめか。