最近の読書 - matakimika@hatenadiary.jp

アシモフ氏のファウンデーションシリーズを読み終わった。

1,2 冊買って、それを読み終わるころに次の 1,2 冊を買い足すという形式で読んでおり、そんでもってどうも同じ本屋を利用している客のうち、おれを含めてどうも 2,3 人が、同時期にファウンデーションシリーズを、おれと同様の買い方をしながら、おれと同じようなスピードで読んでいたらしく、さあそろそろ読み終わるので次買っとくかーと思ったらちょうどそのあたりの巻だけ抜けてることが数回あった。おれが買ってなくなったぶんが補充されてもまたすぐなくなったりとか。そんなこんなしつつ読了。おれが読み終わったってことは、近所ですくなくともあと 2 人くらい読み終わったひとが居るはず。

じゃあこのあとは、ファウンデーションを中核と見て、銀河帝国興亡史に絡んでゆくアシモフ氏作品の残りを追って行くというのもいいなあと思ったが、たまたま本屋の品揃えが充実していなかったという理由でそれはやめておいて、いとうせいこう「ボタニカル・ライフ」など読み、あーおれもサボテンのいっこくらい育てるかと思ったりした。ボタニカル・ライフはいとうせいこう氏のサイトで連載されていた、いわば web 日記のまとめ本で、おれが買ったのはその文庫版なのだが、いまふうにいうと Salam Pax 氏の「サラーム・パックス ― バグダッドからの日記」と同ジャンル、むかしふうにいうと山田風太郎「戦中派不戦日記」と同ジャンルといえなくもないのかとおもった。はてなダイアリーでいうとはてなダイアリーブックの親戚といえなくもない。こういう日記→本という流れは、どういう形態になっていくにせよ、なにか今後残るというか広がるというか、大きくなっていくテーブルのひとつかなと思う。

ボタニカル・ライフを読了したところで、さてまた銀河帝国に戻るかと思ってみてもちょっとなにか一呼吸欲しいところだなーと思って迷ったので、本屋でよさげなシリーズものでもないかと検索、塩野七生「ローマ人の物語」シリーズが文庫化されていたので、銀河帝国シリーズの次に読むシリーズものとしてこれはなかなかうまい具合の選択になるだろうと、とりあえず1巻（分冊されているので2冊）を購入。