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THE BIG HIT

以前にTくんから DVD を借りて見ていたので再見になる。おもしろかった、が、やはりちょっと食ってる途中のフライ油がきつい。

いはゆる「香港映画 in アメリカ」の一作。「Bourne Identity」から続けて見ると、この映画の単純な目的意識が普段より好意的に受け取れる。バカと小悪党とドタバタ劇の香港味は日本人にもおなじみの感覚、つまり本作は客が見ながら頭を使うような、参加型の映画ではないということで、こちら側の前提理解の量とかを心配する必要がない。ただ、やっぱりこうしたドタバタを見てるだけというのは、なんだろうなー本来楽なはずなのにそこでおれがへんな筋肉をどこかで使ってしまっているのか、どうにも疲れて困る。楽しむためとはいえ自分の感覚の主導権を相手(娯楽)にすっかり預けてしまうということが、どうにも不安でしょうがないのでできませんみたいなオタの性分ってのもあるだろうけど、それよりもっと根本的な風土とか体質とかも関係してると思う。