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CAPCOM 社タイトルのゲームジャンルはおかしい

PS2 向けのタイトルの話。他機種のは調べてない。だから実は他機種向けのタイトルについてはまともなのかもしれないし、そういう意味ではカプコン社がおかしいんじゃなくて PS2 がおかしいだけかもしれない。もちろん PS2 は、もともとどこかおかしいと思ってるので、そうだった場合は自然に感じる。

まあ気持ちはわからんでもないが、

全身で「んー」と発声せねばならないのだろうかという気分が高まってゆき、

このへんまで来るともう明らかにおかしい。

どことなく広告代理店の仕事みたいなかんじっていうか、説明のむずかしいへんちくりんさ。このユニークなんだかありきたりなんだかよくわからない微妙なジャンル名というものは、明らかに営業的な意味合いで命名されたものだ。ほかの理由が考えられない。学術的には無意味だし、そもそも「ジャンル」という概念が必要とされる局面は多くない(ただし、それが必要とされる「少ない局面」はおおくの場合重要視されている)。

要するに一本でも多く売るための戦術の一環としてゲームジャンル文化(?)は発達した。カテゴライズはわかりやすさで、わかりやすさは買いやすさで、わかりやすすぎるのは飽きられやすさだからたとえば単語の組み合わせなどで多少ユニークな面を演出するのもありで、みたいなかんじに。そうした流れに沿ったものとしてたとえば「シネマクション・シューター」だの「スタイリッシュハイアクション」だのはあるんだろうけど、これがいまどきで役に立ってるのか?となるとかなり疑問だ。いまどきの世間には「シネマクション・シューター」と言われればついうっかり買っちゃうみたいなひとが居るのか。

よくはわからないけどカプコン社も苦労してるんだろうなあと思った。カプコン社はここ数年、淘汰とか再編とかが進むゲーム業界の中、短い期間で何度も脱皮をはからなければ死ぬというようなかなり難度の高い方針を選んだ会社だと思っているので、そういう意味でカプコンの展開には当分多少の「?」がつきまとっていくだろうと思ってはいたんだけど、それでもやっぱしへんなものはへんだ。

たとえばヨシモト興行が東京進出を果たすときも相当苦労したっていうし、会社が変わっていくっていうのはむつかしい。変えてはいけないことの見極めを明確にしとかないといけないし、そのうえで変わっていかない会社は、なくなるしないまどきは。