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COPY CONTROLED

CCCD

CD でも買うかと思い立って CD 屋にいってみたら ASIAN DUB FOUNDATION が三年ぶりの新作「ENEMY OF THE ENEMY」をリリースしていたのでよしまずこれをと思って手に取ろうと思ったら COPY CONTROLED のマークが。隣に MASSIVE ATTACK「100th WINDOW」が平積みされてたんだけどこちらも COPY CONTROLED。世間からどれくらい遅れてるのかわからないが、ともかくおれは今日はじめて CCCD 問題と直面した。あーこの微妙な気分か CCCD 問題っていうのは。結局 CD も CCCD も買うことなく店を出た。

よく知らないが CCCD は CD みたいなものなんだけど普通の CD とは違うものらしい。CD プレイヤでは聴けたり聴けなかったりするらしい(傷みが早くなってしまったり、場合によっては壊れたりするようだ)。半端に互換する部分もあるけど無保障っていうかんじなのか。そういう場合「非対応」と理解するのが安全だ。ということはおれは(そういうものがリリースされるのかどうか知らないが)CCCD プレイヤを買うまで CCCD を買う必要がない。CCCD プレイヤを買う必要が出てくるのは CCCD プレイヤ向けのコンテンツでなにをどうやっても欲しいものが出たときで、それっていうのはつまりゲーム機を買うときの判断と変わりないのでそういうことならおれは多分今後納得して CCCD プレイヤを買うことができるだろう。PC 向けには CCCD 同梱の専用プレイヤっていうものを使えば普通に聴けるらしいんだけど Real とか QuickTime とかプレイヤを使い分ける生活はうんざりなのでまた新しいプレイヤをインストールするのは勘弁だ。

ADF や MASSIVE ATTACK のそれぞれのアルバムは、CCCD メディアをはじめて買うという敷居をおれにまたがせるほどの求心力を持たなかった。しかしそういう認識と直面するのはちょっと悲しいかもしれない。「好きだから購入を検討するそれらの音楽」<「調べるのがめんどくさい CCCD」という構図が面白かろうはずもない。パッシブを理由にアクティブを殺している。なんてつまらないことをしているおれ。

よくよく考えたらこないだ小島真由美「愛のポルターガイスト」を買ったときに既におれが CCCD 問題と直面する機会はあったわけだけど気付かなかった、小島真由美はいまのところ CCCD を選択していないから。視聴者を視聴以外のめんどくさい問題から遠ざけてくれるこうした姿勢はありがたいなあと改めて思った。

当分は非 CCCD のメジャーのひととインディーズものだけ買う生活になるんかな。ていうかいまの環境で普通に CCCD 聴けるってことが確認できたら CCCD ものも買うんだけどそれを確認するのがめんどくさい。音楽は好きだけどべつに音楽メディアはそんなに好きってわけでもないので調べなきゃならないくらいなら調べる気が起きるきっかけができるまで過去の資産で暮らす。…と思ったけどいまどきは Google が便利なのでさくっと糸口は見つけれらるのだった。とりあえず「CCCD Channel @ JAYFREAK ONLINE」(http://www.jayfreak.com/cccd/)をメモ。便利な時代だ。しかしこの便利さが CCCD を生んでもいるわけだよなと思うと複雑な心境。