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Wii 購入初日の顛末

Wii

いろいろガックリきてしまい、日記を書いていなかったので昨日の顛末を今日の日記にまとめる。結論からいうと Wii はほとんど触っていない。まあセッタップ(←仮面ライダー X 語でいうところの「セットアップ」の発声)含めて三時間くらいだ。翌朝筋肉痛で腕が上がらないというレベルでなければ、Wii を「まともに触った」とはいえない。

事前。

  • かったるかったのでトイザらスお台場店では本体だけ買った。ソフトとサプライは池袋戻ってからでよかろう感。
  • 本体には Wii Sports が同梱されていないらしい。あっれえー昔はなんかそういう話じゃなかったっけ(←情報が古すぎる、しかもソースが日本のものじゃない)。
    • 北米だと NDS のローンチでも Metroid Prime Hunters の体験版が同梱だったりとかしたはずだよな確か。基本的にシェア的に苦しい北米向けにはお得感を付加して、戦いやすい日本ではお金回収していきましょうっていう方針か。MS 社とはちょうど逆の方針だな。
  • クラシックコントローラが売っていなかったので、ソフトは「Wii Sports」とゼルダの二本を買った。あとはまあバーチャルコンソールとか買うのだろうどうせゴールデンアックスとガンスターは確実に。
    • たぶん現時点でいちばんお買い得感があるのはワリオなんだけど(赤外線発光部分を「隠す」てのは、カギカッコつきでいうところの「Wii コントローラに見る新しいインターフェースの可能性(←おれの中で「ハルヒYouTubeweb2.0 マーケティング大勝利!」と同じくらい大ヒットしたフレーズ)」だよねと素直に感心できたし)。
    • Wii Sports にはわりかし素直に期待している(主にテニスとボクシングに)っていうのと、あとまあゼルダは「ああおれやっぱゼルダ嫌いだな」ということを確認するために。ゼルダがおもしろくて仕方ない方面の文化圏のひとでも、まあ率直にいえば GC 版のがおもしろいよ的なことをいっていて、たぶん Wii 版はおれにとっていまふたつみっつくらいのかんじで落ち着くんだろうなというか。MYST 部分とチャンバラ部分を切り離したらおもしろがれるのかもしれないが。
    • チャンバラ部分でいうと剣神ドラクエWii 版も控えているが、あれについては第一に「ことレスポンスに限っていえば、TV プレイ版のチープな機構のほうが Wii 版よりも良いプレイ体験を提供するであろうことがあらかじめわかっている」、第二に「いろいろ端折るけど、ハードに対してソフトが提供されるという仕組みの中で、ファーストパーティ製品がサードパーティ製品に対してレスポンスで劣ることはないの鉄則」、というようなわけで、とりあえず触ってみるものとしては剣神の前にゼルダにしておくというのは悪くない選択であるはずだ。

セットアップ。

  • けっこうめんどいな。XBOX 360 のほうがラクじゃね?
    • いや、XBOX 360 の場合もとから初代 XBOX 用のインフラがあったので、そこにそのまんま 360 をセットすればよかったという話で。Wii には GC 用のインフラがそのまま転用できないので面倒なのか(受光部分のセットという 360 や PS3 にはない作業があるし。ネットワークはデフォルトで無線対応なのでそこの部分の配線の手間が減ってるんだけど)。そして PS3 は映像と音声を HDMI に一本化しているので、VGA 最強伝説の 360 よりもさらにラクと(ただし Bravia の最上位機種を使っているようなセレブ限定)。
    • セットアップするための手順別にコンテナが仕切られていたのが逆にわかりづらかったのかも(Wii 本体の箱あけると「1」「2」と二段の引き出しが出てくる)。なにをどこにどうセットすればいいのかは、まあ見ればわかるんだしな的な。まあでもそういうゲーオタもいれば、パーツが四個超えると「あらあらどうしましょ」みたいにオロオロしちゃうひとも居るんだろうしな。「丁寧にやっていけばいずれ必ず辿りつけるようになっていること」が最低条件とすれば、まずはそこをクリアしたというかんじか。
  • そういえば Wii 用の D 端子ケーブルも売ってなかったのでかなりやる気減退。しばらくはコンポジットで我慢ですよ。
  • あ、やっぱり小型化した本体の外部に AC アダプタがつくんですな。このへん GC 同様だな。べつにこんなの本体の後ろにくっつけとけばいいのに。熱効率の問題か。とはいえ、いいかげん本体発表するときシステム構成全体で見せる慣習はつけたほうがいいよなあ。なんか無意味かつ泣けるような類の努力とかが行われているんだとすれば悲しいし。
  • 本体を斜めに置くクレイドルは、ほんとにただの台なのな。電源とか、あと側面や前面にコントローラポートとか回してくれれば助かったかもわからん(最近の PC 本体が USB 端子を前面にも最低 2 個くらいは出しているように)。けどそういうのはナシ。
  • Wii 本体の小ささは、「TV 側に赤外線受信部を設置する必要」「外部に AC アダプタが付属」などの理由から、結局のところ「ガスっと本体つかんでそのまま子供部屋と居間を行き来」みたいな実際の運搬の便としては活用されないようだ。受光部分だけをオプション別売り、クレイドルに配線を集約して本体とコントローラだけ持って移動すればどこにでも Wii 活用ベースをセットできる、というように意味不明なまでに整備されたハードウェアモバイル環境をイメージしていたのだが、そりゃさすがにそこまではしないよなというか。まあ小さいので TV 横に置いといても邪魔になりませんよ、というあたりが達成されるべきポイントなわけよな。でも斜めに縦置きすると案外タッパがあるのでラック部分にも TV を置いてるラック最上レベルにも置きづらいんだよな。というわけで無用のクレイドルは外して横置き。うむ、小さいじゃん。これでよし。
  • 結局 Wii コンて充電式じゃないのか。というかオプションででも公式に「ケース外して電池取り出さなくても充電できるバッテリ機構」が存在しないのか。信じられん。いや D 端子ケーブルの売る気のなさなど考えるに、Wii は家庭用ゲーム界の新世代機というより TV プレイ界の超ハイスペック機なのだから(それこそ TV プレイに対する Wii は、Wii に対する PS3 くらいのものだ)、べつにこれでいいのかもわからん。
    • インターネットの噂システムによれば eneloophttp://www.sanyo.co.jp/eneloop/)の評判がいいらしい。じゃあそれ買ってくるか…。
    • 後々でいいので、コントローラ用にクレイドル(給電機能つき)が欲しいよな。あと世間では、あの収まりの悪いヌンチャクをどうやって収納しているんだろうか。おれはハンガーに引っ掛けて壁掛けしてるけど。
  • Wii コンのポインタとしての精度は、たぶん誰もが「まあ、こんなもんだろう」と思う水準だと思う(こういう部分は、リサーチを重ねて重ねて重ねて重ねてじっくり調整してきたのだろうなあと思わせる)。びっくりするほど細かい、などということはないが、逆に物足りなさも感じさせない。Wii が SD なのには、コントローラの精度側の問題もあるのかなと思わなくもない。そして、そこはある程度どうしようもない部分だろうと思う。
  • 「本体のニックネーム」ってのが、どう扱われるべきものであるか説明がなくて戸惑う。マルチアカウントで使うことを想定されているのだから、いきなりここで「自分の名前」を入れるのはアホの子なのだろうけど、小学生とかにそういうこと説明するのは確かに面倒というか。
    • それがどういうデータでどこまでの範囲に公開されるのかは、ネットワーク機能つきのハードではわかりやすく説明されるべきところよな。任天堂社にはネットワーク事業の運用実績自体は古くからあるけどいまどきのネットワーク機能にどこまで踏み込んだサービスを提供できるのかには疑念もあり、なんとなく「ユーザフレンドリーに見えること / ユーザーフレンドリーであること」の並立のむずかしさみたいなものは漠然と感じた。

以下ゲームプレイ。

Wii Sports

まあともかく Wii Sports ですよ。世間じゃワリオワリオだうるせえけどおれはおまえに期待してんだよ Wii Sports。つまり単調な作業に秘められた僅かの触感、「腰で打つ」と言われた昭和のファミスタに対する平成の回答、わりとすぐ見える本質とギリギリ手の届かない真理、そういったものを垣間見せてくれるのであろうがこのようなバラエティ幕の内に見せかけた任天ゲーというものは。まあファミスタNAMCOT だけどそういうのは細かいことだしおれ自身はわりとファミスタ嫌いなので置いとけ。

  • テニス。まともに打ち返せずウフフ。レスポンスの悪さはゲーム性に織り込んじまえばいいんだよという優れて正しい解答感。今後わりとやりこむ予定。蜂のダンスの動きとか、テニスは小学校高学年のときちょろっと通ってただけだから基本からよくわからんのよな。まあたぶんゲーム的にはテニスってよりは MSX のピンポンゲーに近いのではないか。
  • ベースボール。なんとなくファミスタ嫌いだし(←いやそういう理由ではないが)今回遊ばず。「野球いいよ、Wii Sports はあれだけでもいいかも」という評判もあるので、期待できるのかもしれない。
  • ボウリング。ひとの家で遊んでるときにはまともに投げられていたんだけど、自分の家ではけっこうむずかしいな。なんでだ。と思ったら、…そうか座って遊んでるからか。立って遊んでるぶんには垂直にズラさず投げられるけど、座ってるもんだから微妙に投げてる途中で斜めってしまっている様子。まあボウリングはべつにおもしろがらなくていいや。
  • ゴルフ。打撃方向を十字キーで指示するあたり、カギカッコつきの「Wii コントローラに見る新しいインターフェースの可能性」だよねーと思いつつ、B トリガでセットしたあとすぐさま打撃に入ってしまうので、感覚的に「振り上げ→振り下ろし」の「振り上げ」の時点で勝手にボール打ってしまうような感覚になってしまいちょっと難。まあでも打つたびいちいちスイングするっていうのはパワー調整の安定化を阻害するので、こういうのはわりと好き。でもたぶんあんまり遊ばない。
  • ボクシング。出たな本命!もうね、こういうの待ってたわけよ。つまり「殴る」の直感的操作ね。ようするにセガのあのレバー二本掴んでやるゲーセンゲーの家庭用ダウングレード版と思えばよし。SD がどうだとかレスポンスがどうだとか、そんなもの「ここに、画面の向こうの憎いあんちきしょうを殴る直感的なインターフェースがある」という事実ひとつでひっくりかえるね。
    • あんまよくわからんけどとりあえずボカボカ腕振り回してたら勝てた。コツはおいおい学習していけばよし。基本的にはスウェーして反撃とかワンツーを綺麗にとかそんなかんじで、連打ってよりはタイミング重要のゲームなんじゃないのかな。

世界が有限だけどおもしれーな。こういうのが好きなんだなつまり。Wii 自体にある任天堂社製品の「よくできたおもちゃ」感ともフィットしている。そしてその感覚はつまり TV プレイ的な感覚にもマッチしている。game or toy 的な界面においても良。つまり、空虚さで充満した暇を、体を使ってつぶしているという充実感。そりゃガイジンもストラップぶち切れる勢いで投げるわ Wii コンを。疲れれば疲れるほど妙に充実したような気になるわけだしね。腕もちぎれよという勢いで宙を殴りつけるべきだね。

まあおれも最初「よーしストラップぶち切れる勢いで TV めがけて Wii コン投げつけて想定外の挙動で自己責任で自業自得するぜー!」(→Google とかで適当に「自業自得 ストラップ Wii」とかで検索)とかはりきってたんだけど、結局なにやるにもいちいちリモコン画面(の上の受光部分)に向けなきゃいけないのでかったるくなって、あぐらかいた右膝のうえに肘のっけて適度なグリップでプレイしてたので残念ながらストラップは切れなかった。

バーチャルコンソール関連

クラシックコントローラを買えなかったが、どうもあのクラシックコントローラ自体それほどいいものには見えないので、はやいとこ Wii に接続可能のメガドラ 6 ボタンまたはサターン標準パッドが出てくれないかなーとか思いつつ、とりあえず標準コントローラ横持ちでどの程度遊べたものかなと思い、さっそくバーチャルコンソールで買い物。当然買わなければならないのは MD「戦斧 ゴールデンアックス」「ガンスターヒーローズ」の二本だが、ああ「コラムス」も捨てがたいんだけどこれについては 360 で LUMINES 遊んでるほうが 2006 年的にはしあわせだろうしいいか、あとはまあニンテンドッグたちの大好物であるところのマリオね。しかも 3 とかじゃなくて初代。ブランドとかさー。過去の美しい思い出とかさー。そういうの大事だからさー。でこの三本をとりあえず。

遊ぶのはもちろんゴールデンアックスなのだが、すぐ見てわかる問題として、ちょっとなんか色がヘンだな。MD の実機の場合、赤と青の発色が絶妙にブレンドされてあの画面感を出しているのだが、バーチャルコンソールは単なるエミュレータなので Wii にデータだけ持ち込んでとりあえず動けばよかろうの世界であり、特にそういった表現傾向のコンソール最適化などは考慮されていない。あと単なるエミュレータであるということは、音はたぶんだいぶ違うのだが GA はそれがそんなに気になるようなタイトルではないのでどうでもいい(ガンスターは気になるのかもしれないが、まだ遊んでない)。あと単なるエミュレータなので専用にネットコードとか追加されているはずもなく、XBOX 360 の Live Arcade のように「ネットワークごしにほかのプレイヤと協力&対戦」とかは出来ない。オフラインのみ。まあこのへんは今後に期待したいかな。できなさそうでもありつつ。まあ単にロッピの任天ゲーダウンロード販売システムが家庭内に持ち込まれただけ、という発想であれば問題なさげか。

ゴールデンアックスだが、ビター中尉手前でゲームオーバーという屈辱。お、おれのギリウスが…。ちょっとやはり標準コントローラでは厳しいか。いやそれも慣れではあるが。メガジェットなり MD Play on TV なり、ふつうに本物を遊ぶ環境もあるんだよなしかし実際問題として。なにやっているんだおれは。なにって Wii だよ。

あとまあしかし実際問題バーチャルコンソールとしては Wii より PSP のが優秀なのかもわからんな。たしかエミュレータ自体はどうでもいいとして、自分の持っていないゲームのエミュ ROM を不正に入手するのは著作神拳とかのパニッシャー精神に抵触するんだけど。どうもなんというか最近の YouTube の流行などを見て、「ある種のユーザコミュニティにおける著作権保護意識って、モラルの高さじゃなくてリテラシの低さによって保たれているのかもわからんなー」という実感も味わったりしたので、バーチャルコンソール的なものの設定の敷居が、いつまでも高いままであればいいなと思ったり思わなかったりしなくもなかった。でもエミュレータは伝統的にサウンドの再生がいいかげんな世界なのだよなやはり。そこはどうしようもないのか。おれも大した聴き耳を持っているわけでもないのでいいけど。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

チュートリアルの、たぶんかなり序盤でキツくなって、いちおう村まで出たけどそこでいったん終了。気分的には、泉に向かうところで穴に潜り込める場所、あすこでもうかなりやる気がなくなっていた。どうにもおれはゼルダがダメだな。なんだろうなー。結局アフォーダンス感とかになるか。なんとなく「ゼルダらしさ」みたいなものを嗅ぎ取った瞬間にゲンナリしてしまうトラウマ。たぶんそこはファンにとって喜びに変換されるポイントなのだろうに。GC風のタクト」はかなり好きなんだけど(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20041030#p2)、それもゲームプレイ的な部分というよりキャラクタと世界への、ほとんど一目惚れ的な思い入れみたいな部分が大きいし。あとは、見た目か。GC 互換のゲームなので 360 で Oblivion が遊べる時代にこの画面というのは、どうにも比べてしまいがち。まあ色設計しっかりしてあるので、ディテールがどうだとかそんなことわりとどうにでも脳内でパッチあたるんだけど一応。「見た目それっぽければなんでもいいんだよ」路線でド画面をさらに作りこんでいった系のゲームとして近年に印象深かったタイトルとしてほかには「ワンダと巨像」や、あとなんといっても「Gears of War」とかもあるか。

チャンバラ部分にはけっこう期待しているので、とりあえずその様式をひととおり見るためにやる気はそこそこあるのだが、どうもやはりいまひとつ画面と向かい合ってて気分が沈んでいってしまう。おれがゼルダを好きになった瞬間って果たしてあるのかという。まあないんだけど。ファミっ子じゃないので FC 版にも SFC 版にも思い入れゼロだしなー。まあ思い出でゲーム語るようになったらゲーマーとしては終わりなのでべつにそこはポイントじゃないけど。いやでもあるはずなんだ。噛み締めることで増す味わいだけは確実に。結局そうするだけの値打ちをどこに見出していくかという話に。

Wii 購入初日の顛末 その 2

まあそんなこんなでひととおり Wii に触ったあと何考えたかというと、どうもやはりちょっと WiiWii だなあということだった。なんだろう、わりと閉じたゲームプレイ感。すでにひとの家で製品には触っていたというのもあるが、新ハードが家に来て初日というには、あんまりワクワク感がない。あと新世代機的なもの言いでいえば「つながってる感」は低い。ようするにネットワークターミナルとして、WiiPS3XBOX 360 と比較できるものではない。よくできたおもちゃであり、それ以上のものではないからな。そこはまあ。当座コンポジットで繋いでしまっているということもあるが、画面もだいぶ食い足りない。「新しく出るものは、当然すでにあるものよりもすべて良いはず」というような幸福な時代は過ぎて久しい。レギュレーションは多様であり、ものの判断にはさまざまなレベルがある。Wii は納得して買える商品であり、新しいなにかではない。Wii コンについては、とにかくにもこういうデバイスをハード同梱にしたこと自体はなんといっても偉いなと思いつつ、それ以上の感慨は特にない。

じゃあこの冬の新機種として他に PS3 はどうだったのかというと、あれもまだちょっとネットワーク端末感はいまひとつというか、今後に期待という部分が大きいので(せめて現在初代 XBOX 同等のサービスに留まっているボイスチャット機能は何とか 360 同等のサービスに近づけられるべきだ)、ひるがえって Wii の「お天気チャンネル」や「ニュースチャンネル」や Web ブラウザ機能が現在未提供であることにはさして問題を感じない。こちらも今後待ちというかな。あっちもこっちもドタバタしていますねというか。いずれはどうにかなるはずのものだし。あと Wii にはフレンドとのテキストメール機能とかあるらしいけど、それはまだ使ってないのでよくわからん。ていうか Wii てフレンドの管理をどうやるんだろう。見てない。めんどくさいので全機種でゲーマータグが横断的に使えるようになってくれればいいんだけどなー。無茶いうな。

ようするに、現在まともにネットワークを使いこなしているのは新世代機中 XBOX 360 だけであり、言い方を買えれば、PS3Wii の国産二台には、なんだか妙にあせってこの冬に出してしまってハードウェア的には若干失敗しているのではないかというふうに見え(特に WiiPS3 と 360 のシェア争いを横目にじっくり作り込んで来年春にでも売っていればしあわせだったんでないのか)、それを逆に言い換えると、一年前にリリースされたハードでありながら、XBOX 360 のネットワークサービスは気持ち悪いくらい安定して提供されているということになり、しかもそれは(日本ではどうなることかわからないが)さらに拡充されていて、あーどうもやはり本気でネットワークやる気では北米の会社と勝負できんのかな、それと違う軸で勝負します的な立ち位置で巧妙にアングルをズラしてデメリットをカバーしていかないと厳しいのかなと思わなくもない。まあ北米のサービスは北米の状況のうえに提供されているものだから、それをそのまんま日本に持ち込めるわけでもないので、日本市場の話としてはアレだけども。

とかいう面倒くさいこと考えたいわけじゃないんだけどなー、なんだかしかしやはりワクワクしないな、とか思いつつメシ食いに出て、まあしかしこれは逆に発売日とかにがっついて買いに行かなくてよかったという話かもな、発売から結構経ってからこれだったからよくて、発売日にこの印象だったら相当ガックリきてたかもわからん、とにかくにも Wii Sports でだな、テニスとボクシングをぶんまわして気楽に腕を鍛える大人の DS トレーニングをだな、とか考えつつ帰ってきて、TV つけたらウンともスンとも言わない。なにかと思ったら、TV が壊れていた。たぶん電源回路だ。呪われたか。