最近のアニメ

• アニメスタイルのオールナイトでベラドンナ見た晩から徹夜明けでテニプリ劇場版見て頭おかしくなった日のことを思い出した。2005 年のことだった（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050327#p2）。せっかく思い出したので、奥さんに「恐竜を絶滅させる手塚ゾーンと、火柱→津波→水中テニス→空中テニス→舞空術ボールおっかけマッチ→全裸ファイナルブロー」の流れを説明するテニス啓蒙行為をした。
  • 手塚ゾーンの演出は本当すばらしいと思うわ。笑える感と笑えない感が交互にきた最後に軌道上からのカットでこっちの笑い顔が引き攣ったところでスパーンと軽く抜けていくテニスボール。真っ赤なスミで墨痕鮮やかに大書された「青」みたいな、衝撃しか残らない体験。しかもその直後に劇場の前の席に座ってた男子小学生の「いまの何？」だよ。ラグジュアリーな体験さしてもらいましたわ。シネリーブル池袋ありがとう。
• 深夜アニメ作画品質監視オンブズマンが深夜アニメキュレーターに、か。
  • アニメソムリエのほうが伝統と格式と安心と信頼があるな。
  • アニメがオモシロイかオモシロクナイかをどれだけ速く判断するかゲームは、基本的にはせっかちさを是とする古きよき美しき伝統的な江戸っ子的感性であり三丁目の夕日だと思っていたよ。というか、おれの中で江戸っこは「せっかちの早合点のそそっかしくて勘違いでうっかり早死に」が美徳、みたいな印象になってる。とにかう速い判断であればよくてそれが正しいか正しくないかとかはどうでもいい、という考え方はあってもいいなと。問題は、せっかちで早合点でそそっかしくて勘違いでうっかりなのに、早死にするわけじゃなくて延々生きてて退場しない、という点にあるような気もする。
  • ようは「江戸っ子はクソだし粋とか言ってんのはクズ」という考え方がもうちょっと力を持ってもいいのかもだ。