最近の漫画

• 少女漫画〜レディコミへの正調の繊細な絵柄のあとにくる LUX モデルのすさまじい肉食ドヤ顔のインパクトが純朴な中年男性であるおれにはキツすぎる（→http://www.lux-manga.jp/）。
• とろける鉄工所とか天然コケッコーとか読んでると、広島弁は善人の言語やのーと思うけど、カバチタレとかはだしのゲンとかで広島弁悪人もガンガン出てくるんだった。
• 野村宗弘「とろける鉄工所」読むスピード感はないけどおもしろい。仕事きついきついという話だけど、同時にみんな仕事好きで好きでしょうがないという漫画でもあるから、近年のインターネットにおける労働環境きついきつい芸と輻輳起こすとアクセルとブレーキ両方踏んでるようなスピード感で読める。
• 男子たるもの年に 3 回くらいは柿崎のイキイキした活躍を読みたくなっちゃうのよねー。というわけで男組からの流れで雁屋哲×由起賢二「野望の王国」読んだ。いちいち過剰なリキみがなんとも心地良く、読みづらい。かっこいい。
  • いまや劇画一般語である「スイス銀行」を「スイスの銀行」で統一しているかんじなのがおもしろい。表現としてもオモシロなんだけど（「三億も あのスイスの銀行に！」とか）当時はそんなもんだったんじゃろうか。