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最近のインターネット - 恋愛ネットワーク関連

  • 「チヤホヤされたい」というボンヤリとした欲望は、恋愛とはもともと関係ない、でもそこの区別がつかないくらいの距離感なのが非モテ、みたいなのあるけど。漠然とした「モテたいなぁ」「チヤホヤされたいなぁ」的なボンヤリ感を経由せず、いきなり具体的な恋愛をスタートさせるというのは、そりゃもう「現在自分が関与している人間関係の中から恋愛対象を選ぶ」ということになり、現在恋愛対象になりうるひとが自分の人間関係の中に居ないひとには無理。というわけで、「自分の関与する人間関係自体の拡大を志向する」のが出会い系というやつだが、出会いの効率化を求めれば求めるほど「それは属性萌えにすぎないのでは」みたいな領域に絡め取られていく。
  • 「まず属性で絞ってから」「その範囲内で固有の人間関係を培っていく」という手順のドライ&ウェット二段構えで恋愛が成り立っていくんだよね。ただ、恋愛成立のプロセスにドライが挟まっているという自覚があると「このひとでなくともよかったのではないか?」という疑念が挟まり続けるリスクが。…みたいなことを考えてしまうことについて「まぁそんなのそのひとの性格がめんどくさいだけですね」以上のことはいえない。
  • なんつーか「他人から好感を持たれる要素のない人間」にも、おそらく欠点を看過しあえるような特殊な組み合わせというのはあるが、いっぽう人類の発展はマッチングシステムの不備により抑圧され続けてきたので、マッチングシステムの不備を運用的に回避するために、皆がある程度の「一般的に他人から好感を持たれそうな振る舞い」を共有し、またそういう振る舞いに対して自分も好感を持つことにしている、という事情がある。で、このへんを機械の力でなんとかできたらスゴイよねーという妄想が、たとえば 00 年代らへんに流行った Google 幻想で。「I'm feeling lucky」一発で理想のマッチングがヒットするようになれば、運用回避の手間が、要らないとまではおそらくいかないけど相当低減する。そんなシステムが実現すれば革命だ。
  • …けど、I'm feeling lucky で理想の恋人マッチングができたとして、それはやっぱり属性萌えにすぎないのではないか?というか事実人間関係というのは交換可能なんだが「交換不可能だ」という幻想を共有しないかぎり恋愛は成り立っているといえないのではないか?みたいなこじれが。
  • まぁそれならそれで「大事なのは結婚で、恋愛はオマケだ」みたいな考え方もある。お見合いとかは基本的にそうだ。共同生活を送れないレベルの相性のまずさがないんだったら、とりあえず結婚してみてから考えればいいじゃない、みたいなの。ただ「結婚てのはもはや制度上の有利不利程度の問題になってる」みたいなのとか「人生をたのしむ意味で恋愛はしたほうがいいけど結婚は二の次じゃね」的なのっていまでも根強いかんじするし。