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最近の漫画 - 天関連

  • ひさびさに福本伸行「天」読んだ。序盤のごちゃごちゃ以外は、東西頂上戦とアカギ葬式編しかないというへんな構成。その後のアカギスピンアウト超展開のことを考慮せずに本作だけを読んだら(いまから天読もうっていう人間がアカギ読んでないわけもないが)、ほんとなんでこんな漫画になってんのかわからんよな。
  • 天のストーリーだけでいえば「なんでこんな、途中から出てきた助っ人キャラの葬式で話終わってんの?」みたいなかんじだね…。というか主人公の天自身の印象が薄い。天だけ読んだときの歪さから、逆に「ノリで膨れ上がっていったアカギワールド」みたいなものの圧力の大きさを感じさせる。
  • 福本氏作品で、アカギの人気っぷりと並んで潜在力を感じるのは「銀と金」の銀さんで、そして「銀と金」の森田も「天」のひろゆきも、途中で正道に戻ろうとするがゆえに歳の離れたアニキ分とは距離を置いていくことになる。こういう構図が、当時の福本氏のテーマだったのかもしれんな。
  • というか、森田のことが念頭にあったので、カイジの 2 部読んだときの博打ジャンキーっぷりに「あ…こいつ森田じゃない…なんというかダメ…ダメなやつ…いのいちに餌食…!」てかんじになった。まぁでも福本氏作品もカイジらへんのノリになってくると、「歳の離れたアニキ分」キャラが配置されなくなってるね。福本先生がもうほかにやることなくなったら、次はヤング銀さんがチキンレースで崖から車ごと飛び降りて海水に濡れたまま魚河岸のセリ市に姿をあらわすところからはじまる一攫億金ストーリーをやればいいしワシズともクロスオーバーすればいい。
  • あとカイジが森田よりダメなのかというと違って、むかし日記にも書いたけど(→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20110802#p1)、ベンツのシルバーアロー盗んでコレクションしてたりするようなみすぼらしい悪にも手を染めている行き場のない若者であるところが素晴らしかったわけで。

続いて、何度目かの挑戦で「"超" 三国志 覇 -LORD-」読みはじめた。覇 LORD は、毎度いきなり劉備の首飛ばすところでアーサスガッスってなっちゃって、2 巻から先になかなか進めないんだけど、おもしろいおもしろくないでいったら間違いなくおもしろいんだよね。でもなんとなく読み続けることができていなかった。