最近のインターネット

• 人望なくても和やかにやれるというのがインターネットのいいところじゃないですかー。
• コスメ業界が血の滲む思いでひねり出した「個性派美人」という表現をおろそかにしてはならない。
• まったくイルカの観測範囲はどうなっているんだ。イルカの観測範囲とイルカを観測しているおれとでは得られる気分がたぶんまったく違う。エコーザドルフィンあそんでるような気分だ。エコーザドルフィンは視覚でプレイするゲームだがエコーは音でゲーム世界を見ているのだ。
• Insta で、あてつけのような中本画像三連コンボを食らう。しかしこれをあてつけと感じるのはメンヘルのはじまりやで。呑み込んでいこうではないか、誰かが中本を食えているというこの幸福の世界を…。
• インターネットに毎日焼肉の写真をアップロードしているひとに言いたいことなんざねえよ。ひとは根本的に孤独であり、社会にあっては誰かに生かされており、そしてインターネットにおいてはやはり孤独。それから数年が経ち、やがて焼肉写真に混じって黒烏龍茶の写真などが混ざりはじめることでぼくらは季節や時代について想いを馳せるのです。
• おれの話をすれば、焼肉よりは生肉を食いたい。鶏刺しとか。
• 頒布数ではなく、見本誌を視界に入れてもらったであろう人数を自己申告で申請する「PV」という概念を導入したら気持ちの良い水増しが期待できるのではないか？
• おれは、人間が居たことを覚えていてほしいのは人間にであって、インターネットにではないと思っているので、インターネットが物覚えの悪いメディアであっても、そのことには失望も絶望もしない。もっとも、だからといって、何の解決にもならないんだけどもね。