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最近の漫画

  • 美内すずえガラスの仮面
    • ガラかめはどこから読んでもすばらしいな。「大都芸能の冷血仕事虫……!」とかモノローグもいちいち笑える。お嬢ちゃんにかかっちゃ天下の真澄様も虫呼ばわりだよ。
    • 姫川亜弓はすばらしいなー。本当にすばらしい。
    • ガラかめ読んでると、だんだん月影先生の無茶振り展開が読めるようになってくる。「読者はこれくらいのことを欲望してもよい」と美内すずえ先生に引っ張られてるかんじ。そしてその教育を経て楽しむ先の展開は、物語の興奮はもとより読者として自分の背中に欲望の翼がひらくような体験でありアツい。この欲望は偽造されたものか、しかしいまや我がものでもある。
  • ほったゆみ小畑健ヒカルの碁
    • 気分転換にヒカルの碁読んでたけど、途中から出てくる和谷のほうが主人公っぽい。という感じ方は往年寄りの感受性ってやつか。和谷はあれやな、千堂やな。もうちょっと死闘を演じて「7 晩と 8 番持ってかれよったァ!」とか言えば存在感あったかなァ。
    • 佐為の存在が浮いて、そのまんまパージっていうカタルシスのなさが少年期にだけ見えたトモダチみたいな処理になってるの、ちょっと引っ掛かるな。ご都合が合理的なんだみたいな共犯関係を要求されてるかんじ。
    • でもなんか「サービスサービスってかんじでおいしげに展開させようとしているけど長期的な計画が立ってないので山場が場当たり的」みたいなかんじもあり。しょうがないのかな感も。
    • ステージが上がるたびに、前ステージで仲良くやってたキャラたちが全然登場しなくなるのはリアルな気もするが、投げっぱなし感もありつつ。キャラクタを絡ませようとするベクトルとステージをあげようとするベクトルがケンカカレー状態というか。

ヒカ碁も読んだことだし、いよいよ月下の棋士再読にかかったもんかどうか。