最近の漫画 - 多重人格探偵サイコ関連
- 90 年代を思い出すために必要な作業かもしれないので、多重人格探偵サイコ読みはじめたけど、おれの記憶が正しければ多重人格探偵サイコは 90 年代を思い出すためにはべつに必要じゃないんだよね。なんかおれの人格がシャッフルされてる?
- あ、多重人格探偵がおれと同じ身長だ。親近感!
- この話なんだかいちいち仕掛けが大仰で、読むの結構つかれるー。でも田島昭宇氏の絵はかっこいいねー。
- 田島昭宇氏キャラ絵の脱力感、中澤一登氏キャラ絵のフラフラ歩きと関係が?
- ところで本作、案外「強いんだか弱いんだかよくわからんやつ」が居ないかんじなのでおれ基準でのサイコ度は低い印象だ。なんか「こいつはこいつに対して強い」と決まったらそれは覆らないというか。おれの考えるキチガイ観でいえば、もうちょっと「たまたま感」あったほうがたのしい気がする。あれっ?こいつさっきサイコロの出目が悪かったら死んでたよね?もしかしたらさっき陰謀終わってた?みたいなの。
- …でもそういうのはないか。陰謀論というか予定説だ。サイコロの出目とかではなく、陰謀はより深層の陰謀によってのみ打倒されるという世界観作品。
- やっぱビレバンで売れる漫画ってのは東京が舞台だけど東京の地理はあんま細かくない系なのかー(地方人のよく知らない偏見)。メジャーな建物しか出てこないとかイイと思う。東京都庁、歌舞伎町、警視庁、皇居、六本木ヒルズ、東京タワー、金閣寺などが一本道に横並びになってる東京。もちろん一本道の上には首都高が走っている。高校時代のおれの世界観によれば中野は山手線沿線の駅だった。
- ありゃ、伊園若女ってイソノワカメだとずっと思ってたけどイソノワカナだった?
多重人格探偵サイコ読んでたら、なんだかマリオネット師を読みたくなってきたよ。なんでだ。90 年代感の次は 80 年代感って感覚なのかな。ところで 10 年代に 90 年代リバイバルを復習する態度って、10 年前おれが散々ウザがってた「00 年代に 80 年代をリバイバルしようとしてるおっさん連中」の焼き直しで我ながらゲンナリするねー。
あっ、マリオネット師より闇狩人のほうが読みたいかも。ブラックエンジェルズより読みてえ。次の次に読むか。