いい加減「属性・美少女であればストーリーに関係あるに違いない」みたいな呪いを脳から追い出したい

作中のさほど重要じゃないポジションにモテるしデキるヤツでそこそこうまくいってるみたいなヤツを織り込めれば、オタ作品もようやく出来杉君の壁を越えられる。
というかやっぱ「なんで作中に登場する美少女はことごとくストーリーに関連してくるんだよ」問題が引っ掛かるよなー。「存在してるけどストーリーと全然関係なくて、でも作品世界で誰よりも美しい」みたいな女が居ていいじゃねえか、という感覚は、たぶん 10 年以上前からわりあいあると思うけど。そこで必要なのはストーリー上のピックアップではなくて「あれ、あの子マジかわいいなー、…それはそれとして。」みたいなストーリーに関係するキャラクタの反応ではなかったか。
べつに「おれはメンクイだから、一緒に頑張って情もうつったお前（ヒロイン）と付き合うより、あっちに居る通行人 A の美少女をナンパしにいく！」とエンディングで叫ぶ主人公までは要らない。
「属性・普通」（わざわざ普通であることを強調し、またはあげつらわれる）キャラの浸透は、そこいらの鬱屈への穏やかな処方箋であったのかなとも思う。

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