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「我々が真にファンタスティック世界を設定できないうちはせめて登場キャラクタたちに米を食わせるべきだがものを食わなくてもいい主人公キャラの世界と関わらなくても構わない度はもはや卑怯を超えて東京ブロガー的」関連

  • 人間、空腹にさえならなければ未開なファンタジー世界でもけっこうハッピーなんだと思うんだよね。Oblinion や Skyrim で楽しいのって、狩りでもして糊口を凌がなくていいからだし。いやそういうゲームならそういうゲームで楽しみ方あるとは思うけど。
  • というか、「未開」のリアリティて「腹が減ってから食い物を探し始めたら手遅れ」みたいなことで作れると思うんだよね。腹減ってもコンビニ行けば即暖かい飯食えたり、喉乾いてから自販機探し始めても充分間に合うってのが文明のよさで。餓死や脅威への恐怖感からあらかじめ起こりうる危険へ備え続けなければならない、したがって満腹のうちから次の飯の調達、水の確保、などいま困ってないのにいまからやっとかないと手遅れになる、みたいな感覚に追われる。というのが文明的な貧乏。
  • まあ現代でも貨幣により取引の拡大と高速化が極まって終端の速度感上がってるけど、「財布の金がなくなってから働きはじめると一ヶ月分の生活費がないので手遅れ」という感覚はあって、いまだ充分ではない。誰もが泥縄で生きていけるよーな時代がいちばん成熟してるとおもう。
  • それはそれとして、飯食わなくて生きていけるファンタジーってやっぱ無理あるかんじで、なんつーか飯食わなくていい=最も基本的な世界との関わりすら持たなくていいという立場なので主人公が特権的すぎる。不老不死の吸血鬼だってたまに人間の血くらいは吸うのでそこに世界との関わりがある。吸う必要のなくなった吸血鬼は世界との糸が切れて宇宙にでも出るしかない(←吸血鬼ハンター D)。
  • 逆にいえばその世界と関わり合いを持ちたくなければその世界で飯を食ってはいけない。Amazon アフィリエイトガンプラを売った金で牛丼を食えば、もう千尋と同じ立場で働かなくてはならない。