matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

Instagram 近況 - デジタル一眼欲しいか欲しくないか

十数年前どうにもプリクラを許容できなかったおれがいま Instagram 大好きなので、やはり時間はすべてを包み込む大河。

  • Instagram

でもさすがにちょっと飽きてきたので、やっぱデジタル一眼欲しくないといえばダウト。でもやはりそこまでするほどではないか。カメラ専用機て大きくて重くてかさばるしな。じゃあコンデジかというと、コンデジ程度に性能上げること考えるくらいなら携帯電話カメラの性能が上がるほうを待ったほうがデジタルガジェット取り回し慎重派としては正しい気がする。とはいえ、なんだか最近 iPhone 4 では撮影しようと思っても白飛び激しすぎたり真っ暗になっちゃったり、ダイナミックレンジが以前より狭まったような感覚があって不便で。空とか雲とか。あと望遠ね。光学 10 倍くらいのズームがあれば猫とか鳥とか撮りほいだいなんだがなー。どのみちカメラ程度の重量なんざ自動車移動が主であれば関係ないともいえるし…。ていうかそれ以前に金がなかった。悩む資格がなかった。解決。

なお、「まともなカメラでちゃんと撮影した写真だけがトゥルー」みたいなカメラ原理主義についてはノーサンキューというか、「確かにそういう感覚でいえばそうなんだろうけどもおれの感覚はそれとは違うし、おれが撮りたいのは 縦横何 pix かの JPEG 画像であって、べつに写真と定義されていなくても構わないんだよねー」というかんじだ。たぶん質のよい写真というのは、撮影者にも見えていなかったものを記録するから「ちゃんとした写真」であるべきなんだろうと想像していて、一方おれはいまだ「自分に見えたものが写っていて、それが判別できさえすればいい(=撮影時見えなかったものは写っていなくていい)」レベルで止まってる。

ようはおれにとって自分で撮影する写真というのは、後日改めて見たときに当時の状況を連想・回想可能な記号や符丁になっていれば充分、というものなのだ(たとえば↑の写真の場合も、後日これを見たおれが「ああ、あの日は確か誰とどこに何をしに行った日なんだなー」とか思い出すことができれば役目を果たせたといえる)。漫画絵の漫画キャラは実際の人間には全然似ていないんだけど、漫画オタにとってそれは人間に見えるんだからそれで問題ない、みたいな話。

たぶん「本物の写真」というのはそうではなくて、撮影したときには撮影者にも見えていなかったような情報が写り込んでいないと足りない。撮って現像してみてはじめて出てくる新たな発見とか、別の読み筋から浮かび上がってくる自分視点とは別の物語とか、そういう。まあ大したもんでなくてもいいんだろうけど。その域に達する日がいずれ来るのかなー、あんまそんな気はしない。