最近の漫画
- 遠崎史朗&中島徳博 / アストロ球団
- 横山光輝 / 三国志
- 横山氏歴史漫画て、手塚治虫氏でいうスターシステムをコマや構図にまで発展させたかんじだ。このコマならこの展開、とかわかるので、展開自体の理解に割くコストが低くてスイスイ読める。顔に縦線入ったやつはもうすぐ死ぬとか、高所で黒ベタ軍勢は伏兵とか、門を閉じた砦の絵は諸葛亮の策を恐れて司馬懿籠城とか。
- いままで横山三国志をちゃんと読んだことがなく、北方三国志のあとに読んでるので「なんか違うな…」というかんじだ。それが倒錯的な感覚であろうことはわかりつつも、こればかりは読んだ順番の問題なので致し方ない。ちなみに蒼天航路は北方三国志よりもさらに先だけど、あれは「うん、これは違うんだろうね、これまでの三国志とは違うってかんじで描かれているしね」てかんじだったので別枠。とはいえ横山三国志が読んでてキツいというようなことはない。むしろこのミニマルなかんじをとても新しく感じる。00 年代に萌え四コマ雑誌で連載されていたと想定してもさほど違和感がない。
で、Scott Pilgrim シリーズ三冊が Amazon から届いた。
思っていたよりはるかに、よしよとよしとも氏とかが連載してる雑誌に載ってそうな絵柄で驚いた。でもほかに読むものいっぱいあるので、Watchmen 同様当分積んどく。