オタク帝国主義の光陰関連

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なぜかこの文字列から「肛門」を誤読して、そこからふと連想して、天元突破グレンラガンはおもしろかったよなと思った。グレンラガンはおもしろいアニメだったが、ネット的にはスキャンダラスな話題もあった。「2ch は肛門」というアレがそのひとつだ。mixi 日記とそこに付いたコメントがセンセーショナルに要約されて炎上した。実際には、2ch のアレなスレッド見てやさぐれているスタッフの日記と、それを軽く諌めるコメントで、べつにそんな燃えるようなもんじゃなかったと思うが…、とはいえ、あれで怒っているひとは居たし、しかしそれは肛門呼ばわりされた 2ch の住民だけが怒ればいいことだし、いっぽうで肛門言説に妥当性はあると思う 2ch 民はいるだろうし、それ以前にグレンラガン視聴者は全員 2ch 民なのだろうという珍奇認識も見たし、おれとしてはむしろそれが不快だったし。まあそんな話はいい。

業者・頒布者などから蔑まれた、見下された、上から目線を浴びた、と感じたオタが集団心理でキレる、という事態はわりとよくある話になった。たぶんその背骨には「自分が仲間だと思っている人間に金を支払いたい、自分のことを仲間だと思っていない人間に対しては金を支払いたくない」という、同人などから典型的に立ち上がってきた現代オタの一般感情みたいなものがある。ひっくりかえせば、それが露呈するまでは「たぶんあいつはおれの仲間なんだろう」という予断が、一般感情としてあるということだ。そういうかんじでラクに予断が通じていく範囲を、漠然とオタク帝国主義圏内と呼んでいる。で、オタクが帝国主義に移行したことによる恩恵は大きかったから、予断が外れた場合の感情的な反射の処理は、予断で便利につながっていくことにより利得（＝ハッピーなオタ生活）を得た界隈の宿題になるんだろう、が、むー。