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最近の漫画 - 銀河戦国群雄伝ライ関連

川原正敏海皇紀」のあと真鍋譲治銀河戦国群雄伝ライ」を読んだわけなんだけど、なんつーか、予想してたよりしっかりしてて、でもちょっとこれ盛り上がらんわというかんじだった…。

  • 横山光輝「三国志」への露骨なオマージュは、ギャグなのかマジなのか判断に苦しむ。たぶん両方。作者の気分がわからん。
  • 一般的に、漫画の中で主人公が成長するのはいいことな気がするんだけど、ライの場合成長してから先盛り上がりがなくなるかんじなんだよね。「どけどけー」とか叫びながら走って斬り込んでるうちは結構サクサク読めたんだけど、大将になって以降ページをめくるのが重くてどうも。
  • ライと羅候が同じタイプの感性として成長したのが、なんかいまいちおもしろくない原因だろうか。でも「同じタイプの馬鹿同士が天下分け目の大決戦」という仕立てが悪いようにも思えんし。まあ別タイプのキャラクタ同士が天下争うほうが「こいつのほうが正しい」みたいな理屈による補助とかが立てやすくて読みやすいかんじはする。
  • というか、「こういう主人公はこう成長せねばならんはずだ」みたいな義務感というか、重苦しさがあった。作者のひとは、これ描いてて楽しかったのかな。それがわからん。

ファルス中心主義的なノリについては、園田健一砲神エグザクソン」と同様の処理でフィルタリングしつつ読めばよし、というかんじ。なんかあの年代の漫画界隈には、ああいうノリの漫画がちらほらあったよねー、という…。