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わかりやすい方法がよくわからない、という表現がおもしろい的な。

  • AC/SS「レイディアントシルバーガン」(1998 年)一面ボスの主砲弾をはじめて見たとき、おれは「デカすぎて逆にわかりづらい」という印象を持ったのだが、当時の開発者インタビューで「最近の STG は弾が小さくて分かりづらいというひとのために、弾をでっかくしてわかりやすくしました」みたいなことが書かれていたように、曖昧に記憶している。余談として、レイディアントシルバーガンというタイトルの長ったらしさに関して「覚えづらい名前は、一度覚えたら忘れない」という回答を示していたのが印象的だった。
  • 前後して、アニメのほうでは「少女革命ウテナ」(1997 年)が放映されていて、回転する薔薇マークや点滅する指型の矢印などを使った、わかりやすいようでたいへんよくわからない演出が評判になったんだが、ここでも制作者インタビューで「そのままでは分かりづらいかもしれないので、わかりやすくしました」みたいなインタビューを読んだような気がする。

当時、何らかの通底する気分としての「体裁としてのわかりやすさ(とその無効化)」ブームみたいなものがあったんではないか、みたいなことを漠然と感じていた。単なる難解さの蔓延と、それに対する無理解な平易化への要求と、それに基本的な意向は一致しつつ反撥感を覚える現場、みたいな…。ていうか STAR DRIVER 見たい。