最近のインターネット
自虐から出発した「中二病」が揶揄表現にドリフトしていった一方で、揶揄として出発した「キリッ」が揶揄を乗り越えるための自嘲にも展開しているのは、結構心強いことだと思う。
- 「私のような一般人様は 2,000 点 Every でエクステンドしてプロは 1 ミス即死が当然」ハハハ。どう考えてもプロになるほうがハイリスクローリターンだからプロの名誉職化が進む、かのように見えるが実態はそうでもない場合もあり、というかんじで乖離が進むわけか。
- インターネットになにかを公開する際、有益な情報の中に、上手にポジショントークを混入することで、(効率化と同時にくるリテラシハザードによる無警戒から)咀嚼抜きで直接ゴーストダビングするオタ個々人の内面に、動員の種子を植え付けていく、というのがインターネット間撒種っていうか、ミームいろいろ夢の旅っていうか、洗脳合戦っていうか。もうちょっとあけすけになると、美学とかこだわりとかスタイルの提案という体裁で呪いをばらまく。便利だからとそれらを濫用しているうちに、思ってもいなかったはずの思考回路が内面化されていくという。
- 「オタクの多様性が失われている」というのはどう考えてもコミュニケーション強者の言葉だよな。普遍性のあるオタ言語があるんなら教えてくれ是非。
- 「「中野腐女子シスターズは腐女子だ」程度の信頼性」笑った。
- タイムライン観測から、ごくごく牧歌的なひとなんだろうと思っていたひとのアカウントページ見たら、牧歌的な発言の合間にものすごい勢いで @ コミュニケーションをこなしていて、そのコミュニケーション力(ちから)に恐れ入谷の鬼子母神。
何周目かで、いちばん便利なグループチャットは ML だという結論に落ち着いてしまう…。