matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

ラブプラスをある種幸福に終わらせるには

  • ラブプラスをある種幸福に終わらせるには、全ヒロインに「不治の病」タイマーみたいなのを仕込んでおくのがいいんじゃないか、というのが、ケータイ小説的な発想といえるだろう。
  • 「いつまでもいつまでも幸せに暮らしました」とか言われると「終わりなき日常を…」とか苦虫を噛み潰したようになる 90 年代人が、永遠というエロゲー語を乗り越えて体得しようとしている荒行の一種、としての「いつまでもいつまでも続くハッピーな生活を維持するためのコスト」耐久レースというか。まあそんなものは nintendogs リリース後の 2005 年 4 月末には準備されておくべき感情だ。
  • ケータイ小説的には「終わったものだけが非日常に確定し、永遠になれる」という処理になるか。
  • たまごっちと悪魔合体して「らぶぷっち」的なかんじになるのもおもしろいか。タイマー入りで、三週間くらいでヒロインが死ぬという基本仕様。「智恵子抄の偏差値をこんなにディスカウント!」みたいなアオリで…いやそれ全然雰囲気違うか。
    • 全体が三週間程度の話なんだけど、キャラクタが断片的に記憶した学習結果は引き継がれて、ループ周回を重ねるごとに徐々に性格が変化していく、みたいなのだとオタ向けっぽいか。最後「データを引き継いで新規ゲームを開始」の下に「ラジオをはじめる」というコマンドが出れば申し訳程度に文脈を押さえたことになったりせんか。
    • どっかで地雷踏むと一転してホラーに。

まあしかし、パブリックイメージとしての寧々とは違う寧々の「本質」をおれは知っているのだ、という特権的な優越感こそが、ゲームデザインされたものであろうし、そのうえで、それをコミュニケーションにより「確認」したい、という浅はかさが露呈すれば、それについてはガチオタから「足らんのう」と言われてしまうものかなと思った。生存するために霞を食う必要がなくても霞を食うことはありうる、という前提を踏まえて、霞を食ってみせる態度が求められてしまう状況は、なんだかハッピーではない気がしてしまうが。