ビッグコアの伝説
おれが星間撒種というアイディアを知ったとき、遊んでいたゲームは GRADIUS II だったので、おれの妄想世界では、ビッグコアは宇宙戦艦ではなくて、「最終的に宇宙戦艦にまで成長する植物兵器」なのだよね。
- まず、バクテリアン軍が第一世代の種子(ビッグコア)を建造し、それを銀河のあちこちに撒く。
- 悠久の時を経て宇宙をさまよった種子は、やがて重力に引かれてどこかの星に落着する。
- 恒星に落ちたら、ほとんどの場合種子が破壊されてしまいアウト。
- 惑星にたどり着くまでに死んでしまうビッグコアもある。
- そして種子は、数百年数千年の時をかけて、星に寄生し、自然環境や、(または稀に)築かれていた文明の特性を吸収しつつ成長する。
- 火の星なら火に、氷の星なら氷に、石の星なら石に、植物の星なら植物に、そしてもちろん機械の星なら機械に。
- 最後はもちろん自身の幼年期の揺りかごとなった惑星を破壊(理由:そのほうがカッコイイから)して、灼熱の虚空(←STG 世界では一般的に宇宙をこう呼ぶ)に舞い戻る。
- そうやって成体になったビッグコアはバクテリアン軍により「収穫」され、いまやビックバイパーの前に立ちふさがっているのだ。
…みたいなかんじで遊ぶと燃え上がる中二妄想。