最近の漫画

• Y に薦められた「鼻兎」という漫画を読んでいて、おもしろいけどいまひとつ。でも、これをおもしろいってのが普通の感覚なのかもわからんな。おれがおもしろいのは、なんかもうちょっとこう…いや大して変わらん。べつにこれがおもしろくても問題はないんだ。おもしろ判断って気ままなものよの。自分のことなのに自分でコントロールしづらい。
• いやもっと明確にモテモテ王国みたいなのがいいのかな。どうでもいいことに文脈があるんだけど、それがわかんなくても別にいい系。そしてどこか仄暗く荒涼としたかんじ。でも、そういうのよりは、文脈がないから安心していいですよ系のほうが政治的には正しそうだ。だが中学生当時のおれは、そういうものから出発していかなければならないと思った。出発するからには、遠ざかっていく。そして現在に至るから、立ち返ることをいまだ評価しない、ということか。

だがそういうのは立ち位置の自己規定による、それこそ脳内ポジショントークとしてのおもしろ判定の話だから、脳内におけるユニバーサルな感覚とはいえないのだった。そんなものから自由にならなければ、トータルでラクには生き抜けぬと、理解しているはずなんだが…。