matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

BASARA BOOKS 泉信行の感動曲線 に参加

吉祥寺漫画イベント

近年漫画オタをやれてねえなという感覚と、あと最近オタイベント的なものに参加してなかったことによるイベント欲から、適当なやつがあればいいなと思っていたところに、mixi で漫画のイベントがあるという情報を知って、行ってみることにした。おもしろかった。

  • 場所とか全然知らないことに出かけてから気づいたんだけど、iPhonemixi みてコピペして Google マップで確認できた。ストリートビューで建物の形まで確認できるわ。インターネットべんり。井の頭公園に花見にいくルートからちょっと脇に入ったところだった。
  • また吉祥寺と高円寺の区別がついてなくて、「じゃあ天ぷら屋で天ぷら食ってから行くか」とか思っていたのが、そういや吉祥寺って高円寺じゃないじゃんと気づいてナシに。早めの晩飯を手近のキーマカレー屋で済ませた。
  • で、イベントは、雑駁にいろいろな話もあったが、ラブコメ漫画の二番手ヒロイン vs 運命、の漫画史における戦況、みたいなかんじの話がメインだった気がする。「ははあなるほど、たしかにそういうのはあるのかもしれない、しかしこのへんまではインターネットで読めるレベルの話かな、というわけでどちらかといえば、それを踏まえたこの先の話が本番かな」と期待するタイミングで終わってしまったかんじだ。二時間けっこう短いすな。
  • 今回メインの語り手だった泉氏は、どっちかっていうと対談・鼎談・座談会みたいなマルチプレイよりは、独演会で活きるタイプの語り手ぽかった。いや今回がその形式だったので、そう見えただけなのかもしれない。あと漫画アニメ研究者にありがちの(「おれのデータとナレッジが雄弁に語るから、おれ自身は訥弁でいいっスよね」的な)低温動物感があまりなく、どっちかっていうとノリ重要で熱い、逆にいえば「仮説ありきでデータに当たってるっぽい気がしちゃうなー」と感じられがちの危うさがあるように見えた。…という意味では「F さんの進化形」みたいなイメージだろうか。
  • そう見えてしまうのは、単に泉氏がデータの話を(イベントの場では)あまりしないからで、そこが実際に手薄ってことではないんだろう。話に説得力を持たす意味で、準備したものを(迷彩として)出していくというパフォーマンスは重要なんだなと思ったりもした。でも、こう書くとアレだけども、データの話て話芸としてはつまらないんだよね。それよりは「おのれ貴様ら地獄の業火で焼き尽くしてくれるわー」みたいなテンションでブオーと喋ってもらうほうが、イベントとしてはたぶん楽しいっていう。

で、イベント終わったので池袋戻って WM2 の Special OpsCO-OP でもやるかーと思っていたところ、Y さんに誘ってもらったので吉祥寺の居酒屋で宴会。トークイベントで聴くほうの快楽は満喫したから、こっちではたくさん喋ってこれも楽しかった。あとその場で M 氏に会ったのは驚いた。こういう場に来るひとだったのか。去年の忘年会(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20081214#p3)以来だ。あいかわらず人文っぽいかんじだった。態度がサマになっている。

  • OFF 会
  • 何の話したか忘れた。
  • 今期アニメの中で何がおもしろそうですかねえ話、おれがあんま見てなくて不発。強いて一本挙げるなら「とある以下略レールガン」かなあとは言った、ただしあれ多分話はあんまりおもしろくなくて、妹役の声優のひとの孤軍奮闘感で一クールくらいはもちそう、という意味で。
  • むしろ先期アニメはどうでしたか、という話がしたかったのだけど、うまいこと振れず。
  • 強いて挙げれば「○○がおもしろい、からみんな○○を見ろ」というのは、方法としてもう通用しないから、どうしてもそれやりたいなら違う方法使わないとダメなんじゃないかなという話をした。これはなかなかむずかしくて、風任せで適当にやってると「メタに半歩退却して旗振って扇動してるつもりになる」あたりに落ち着くんだが、それだと実は全然イニシアティブを取れてなくて、靡いてるふうに見える人々がベタ足でメタ部分だけ消費して全然動いていなかったりするという。ゲーオタ界隈において、マーケットシェアでゲームを語る人々が立ち上がってくるさなか、古オタがゲームエゴイストとゲームマキャベリストなどに細々と分岐していったように、なんらかの態度を選び取っていかねばなるまい。ようするに前者は単に「○○をオススメするという方法を採らない」と決めて退却した人々で、後者は「○○を普及させるための、○○をオススメする以外の方法を模索する」と決めてあれこれやっている人々ということになる、か。

とかなんとか。夜半まで喋って、終電がやばいので、散会。