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デジガジェ読書はどうなったらいいんだろうね関連

  • 書籍関連アプリ等

最近の読書関連トピックというと…。

  • GoodReader を買ってみた。
    • いろんな形式に対応しているリーダとして優秀という噂だったので。確かに良い。PDF リーダとして Air Sharing に置き換わった。表示が速くて綺麗、ページめくり操作もかんたんでわかりやすい、画面が加速度センサによる自動回転でなくボタン切り替えなのも寝読みに良。あとなんといっても、Air Sharing のように無線経由でファイル転送する必要がなく、USB ぶっさして i-Funbox で直接転送したファイルが読めるのが良い!i-Funbox とか DiskAid とか使ったほうがいいのは、転送速度が速いってだけでなく、アプリにぶら下げる形でファイルを保存しなくてもいいということで、何の意味があるのかっていうと、それらのファイルが iPhone - iTunes の同期対象に含まれないってことなんだよね。5GB とか 10GB とかファイルつっこみはじめると、そんなものまで含めていちいち Sync してたらやってられん。
  • 村田蓮爾氏のイラスト集「THROW LINE」を買ってみた。
    • comic stream(http://www.comic-stream.jp/)という漫画・イラストリーダーがあるというので、動作をみたくてサンプル気分で購入。おれ iPhone で最初にインストールしたサードパーティアプリが安倍吉俊氏の「薬局のポチ山さん」で、次に買った単品同人誌アプリが村田蓮爾氏のやつってのはー、なんかこーよく知らないけどハイエンド系ってかんじなのカーと思わんでもない。
    • で、comic stream リーダ(?)だが、全体のちっこいサムネイルを常時持っておいて滑らかなページ送りを実現、そのかわり個別ページの詳細表示は体感遅め。フリックでスイーっとスライドさせて個別ページの読み込み終わったらページにフィットしたり、縦持ちだど一ページ表示なのが横画面にしたら両開きモードになったり、細かいところで気が利いてるかんじするけど、実用面カバー率とパフォーマンスでは iComic のほうが上か。

…とかなんとか、ちまちまやっているが、結局どうなったらガジェット読書環境てのは理想的になるんだろうねーみたいなことを漠然と考えたりする。とりあえず iPhone に絞って考えてみると、

  • 「1 作品:1 アプリ」みたいなのはダメだね。100 冊買ったら 100 個アイコン並ぶんだろ?でもこれがダメなのって、「iPhone の Home 画面がアイコン一覧表示一択だから」というショボい理由なので、Apple 社がもうちょっと頑張れる会社だったならどうにかなる話なのかも。ダメそうだな。
  • 文書リーダ開発会社がパブリッシャになるってのはボトムアップぽくてわりと好印象ではあるけど、ちょっと厳しいかなと思っている。というのは、コンテンツがプログラムに組み込まれてしまうと、そのリーダ以外でその作品は読めんということになって、もっと高性能で使いやすいリーダができたときに、「あの作品好きなんだけど、あっちのリーダじゃないと読めないんだよなあ」みたいな状況が生じるから。その場その場の、いちばんいい環境で読みたいよね。で、一番いいものがどれなのかは、その時になるまでわからんという。
  • つまりコンテンツはコンテンツとして自由に iPhone とか無関係に購入でき、iPhone 側のリーダアプリは適当に優秀そうなものを別途調達、特性に合わせてリーダを使い分けつつ快適読書生活を選択する、みたいなかんじがいいわな。コンテンツ側で規格を決めて、それを受けて開発側がリーダを作る、という…いやそれ PDF とかでいいわけよな。でも PDF ですらいまだいまいち我々の来るべきハッピーライフに届いてないかんじ。むう。
  • でも現状コンテンツ抱えまくってる紙のパブリッシャて融通利かなそうだから、コンテンツ調達部分がめんどいよね。最近ようやくどうにかなりかけてるっぽいけど。
  • 絵じゃなくて文字については、i 文庫の出稿機能(http://ipn.sakura.ne.jp/blog/?p=146)が、「随分いい夢見せてくれてありがとう」ってかんじなんだけど。ああしたアイディアがうまいこと商売と噛み合って展張していけば、かなりしあわせな環境になるよなー。
  • あと上述のとおり、アプリに紐付いたデータ量がデカくなると、Sync 時間がやたら長くなるよーな気もするので、外部データを読めるリーダ最強って話になるわな。

とかなんとか。

ともあれ、結局のところ「自分で本を分解してドキュメントスキャナで PC に取り込み」→「1:PDF 化、それを GoodReader で読む」「2:JPG なり PNG 連番吐き出し、iComic で読む」「3:OCR で TXT 吐き出し、i 文庫で読む」の三つが現状取り回し最強で、しかもその最強度はおそらく公式電子出版が今後盛り上がってきてもそれほど色褪せることがない。「(非電源系)書籍の販売は、本というフォーマットでの読書体験のみをユーザに許可するもので、裁断してスキャンしたデータを別の形態(iPhone や WM 機等)でそれを読むことまでは許可しない」みたいな解釈によって、本を勝手に裁断したら著作権が違法で犯罪者だから通報、みたいなディストピアに近付いていったらヤだなー、とか思いつつ、Kindle って便利なのかなー Kindle 的な「デカい iPhone」みたいなマルチタッチタブレット PC 的ななにかがあればいいんだけどなー、みたいな妄想を膨らませてみたり、いまよりマシにはなっていくだろうし、そうでなければ困るが、先は見えない。