iPhone OS 3.0 が発表された
おれに関係ありそうなところを妄想しておこう。
- コピペが可能に
- ようやく製品として一人前になるのか関連。なるほどというかんじの実装だが、やっぱストローク数は多そうだな。キーピッチ的にソフトウェアキーボードで Shift 選択の Ctrl+C とやるわけにもいかんのだろうから、仕方ないところか。
- テキストだけでなく画像や HTML などもコピペ可能、とのことだが、このへんはおれには要らなそうだ。HTML メール嫌いなんだよ。
- メモ帳の PC との同期(iTunes 経由)が可能に
- Spotlight
- ようやく製品として一人前になるのか関連。ランチャがわりに使えるだろう(多分運用は、TwitterFon の検索タブや BB2C の閲覧履歴みたいなかんじだ)。home 画面のアイコン編集で難渋することがなくなりそう。
- キーボードの横画面対応
- フリック入力大好きなのであんま要らん…というか、日本語入力がまだまだ不自由なので、どうにかなってほしい。日本語 QWERTY 配列で入力するとき、たとえば「か(k+a)」から一文字削除すると a だけ消えて「k」が残っちゃうところとか。それもあって日本語入力はフリックしか使ってない。
- まあ「入力端末としては最初から最後までアレ」と割り切って使うほうがハッピー生活をエンジョイできるんだけど…。携帯電話と比べれば扱える文字数かなり多くなったし。EM ONE だと慣れたあとはかなりの長文もいけたけど、あれは両手でしか入力できない端末だからな。感覚としては、携帯電話でテンキー入力を戦闘力 5 のゴミとすれば、iPhone フリック入力は 15 〜 20 程度、EM ONE キーボード入力は 30 〜 80 程度、PC キーボードの戦闘力はラディッツ程度、というかんじかな。
- iPhone の入力端末としての利点は、なんといっても「片手持ちフリック入力でサクサク書ける」ことにあるので、あんま単純比較はできないか。おなじように EM ONE の iPhone に対する利点として「作文だけでなく文書編集がサクサク」てのがあったのだけど、今回 iPhone OS 3.0 で実装されるコピペ機能がどの程度のものかなー。ざーっと殴り書きしといたメモ書きをチョイチョイ編集してそれらしくまとめる、みたいな芸当は iPhone には無理だったから。
- PNS 対応
- アプリから iPod ライブラリにアクセス可能に
- これでもうちょっと明示的に勝手 BGM プレイへの備えがプッシュされるのかも。
- P2P 接続
- 課金モデルいっぱい
- 小銭を毟るシステム準備完了ってかんじだ。商売が活性化して選択肢は増えるだろうが、間違いなく抱き合わせのウザさとは付き合っていく必要が出てくるだろう。とはいっても、こういうのは仕組み自体はいいとも悪いともいえないもので、この仕組みを使って気前のいい商売をやってくれるような会社や個人が出てくればいいなーと願望しておくくらいの話だな。売人の気前のよさに感化されないと、客は気前よくならないという。
- ただ、「New Content」モデルは良いニュースだ。たとえば ADV プレイヤ的なアプリに対してシナリオをバラ売りするというようなやり方が可能になるかもしれんし(どのみち Apple 社のチェックを通すのには手間のかかる変則技が必要になるだろうけど)。とはいえ、このてのアイディアって「誰が何の胴元をやるのか」みたいな脂ぎった話になっていくだけという気がせんでもなく。
- Dock コネクタのソフトウェア制御開放
- これ実は結構いいのかもしれん。たとえば「Dock コネクタで接続し、iPod Touch や iPhone 本体をすっぽり包んで固定する形状の、方向キーとか 4 ボタンとか LR トリガとか一通りついてるハードウェアコントローラ」とかが出ればいいんじゃないのか。もしそういうのが出て、対応ゲーが山ほど出たら、「画面は小さいけどタッチパネルで加速度センサもついてる PSP の対抗馬」みたいな夢が見れたりせんか。まあ無理筋だけど。
とかなんとか。