matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

見つけにくい探し物関連

PGR4

むかしの権力者とかが不老不死の霊薬を求めて無駄なことをあれこれやった的な話を読んで「馬鹿だなー」って思っていたんだけど、それはちょっと違ったかなーと思い直したりした。皇帝とかになっちゃうと、もう不老不死くらいの無理難題じゃないとだいたいすぐ達成できちゃって人生がつまんなくなっちゃうんじゃないかな。「よーし朕めちゃくちゃ強い軍隊作っちゃうぞー」「とりあえず 50 万人くらい動員しときましたんで」「あー…」とか。「じゃあ国中の美女を後宮に集めてオルドオルド」「とりあえず 3,000 人くらい集めときました。足りなかったら順次補充しますんで」「うーん…」とか。「最高権力者におれはなる!」「いや陛下はとっくに皇帝なんで」「えー…」とか。金欲・権力欲・性欲の勝負では絶対に勝っちゃう地位に到達すると、もう数ではどうにもならんことに打ち込む以外にないんじゃないかとか。

貧乏だと出来ることが少ないけど、逆にいえばあまり多くをやらなければ貧乏でも困らんという話になる、とはいっても、がんばって金稼いでいろいろやったほうが人生楽しいじゃん的な言い方は可能、だけど、快楽の量でいったら人間必ず死ぬので横の可能性(金とか)だけでなく縦の可能性(寿命)のやり込みも重要で、まあ延命措置やら健康志向やらアンチエイジングやらいろいろあるけど、徐福が探しに行った薬が現代なら手に入るという話でもないから、それはかなり悪あがきだよねーという話になって、そしてまた、金稼ぎで一段落ついたひとは結構寿命延ばしにも凝るものだと考えると、やっぱりやりこみ甲斐を求めて問題設定していくだけの話かなというあたりに落ちて、それが虚しいのだろうかといえば、べつにそんなでもないのだった。