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STUNTMAN : IGNITION

おもしろい。無駄な時間の使わせ方がうまくてニヤニヤする。本作は大作化の著しい近年洋ゲーの界隈にあって、一応大作っぽさとかのフレーバーも(まあ映画的に)散りばめつつも、べつにそんな方向は最初から目指しておらず、つまり、少ないリソースをチープに見せず(←このゲーム規模で「少ない」とか言っちゃう時代かー、と浸りつつ)、かついかにプレイヤの進捗状況を足踏みさせるかに神経を使っているゲームで、じつによくできている。単にクリアするだけなら、まあ何度かトライすれば抜けられるかんじなんだけど、☆をたくさん取ろうとか、コンボをいっぱい繋ごうと思ったら、そういう意志を待ち構えたレベルデザインがウェルカムマット敷いてスローターハウスにご案内、という按配。延々リトライしてしまい、しかも「あと一回やればできるかも」感がずーっと持続するのでなかなか諦めがつかず、かといって別にクリアできないことがストレス要素かっていうとそうでもなく(だって映画的なド派手シーンのアクションばっかりやってるのでフラストレーションは毎度のプレイでそこそこ抜ける)、気がついたらおんなじステージのリトライだけでなんでこんな時間使ってんだおれは、という状態に。しかもそれでも☆五つ取れてないのでまだまだやんなきゃいけないという。いいねー。こういう手ぐすねの引き方は、好きだね、縁日で型抜きの屋台やってるオヤジ相手にゲームやってるような気分になる。楽しんで無駄にひまをつぶしてるよ。マッシヴ感とか全然ないけど、こういうかんじは忘れがたいもののひとつかもしれない。