文庫版「水滸伝」がいよいよ終わった、のだけどまだ買えておらず、という状況でドラマ「腕におぼえあり」を見はじめたわけなので、じゃあやはり藤沢周平「用心棒日月抄」か、と思ったけど手っ取り早く見当たらなかったので、かわりに「蝉しぐれ」を DVD 休みのあいだなどにパラパラめくっている。文四郎のみずみずしさと又八郎の屈折感の狭間で頭がワヤワヤする。特に序盤のあたりは、一緒に見たり読んだりするのにはマインドが違いすぎるところがあるな、後半は文四郎も歳食ってくるのでそんな違和感もないのだがー、みたいなことを思いつつ、のんべんだらりと楽しく読書時間を過ごした。
明日こそは水滸伝かわねば。