風呂関連
デジガジェ環境予測もいいけどデジタル生活環境の見直しも必要だ。というか現在明らかにおれの生活の足を引っ張ってんのが風呂。根っからの風呂嫌いシャワー派であり、アメリカいったときも部屋にシャワーボックスがあったことが最大の感動ポイントだったおれとしては、シャワーぶっこわれてお湯が出なくて毎日風呂に甘んじている現状がまずなんといっても度し難い(中二的硬直)。が、まあ最近は湯冷めの楽しみもわかってきたので、風呂も悪くはないもんだと思えてきた(態度の軟化)。けど諸々鑑みるにやはり生活時間配分におけるボトルネックっぷりとしてやはり風呂を見過ごすことはできない。
- 家帰る
- 風呂釜に水入れる
- 風呂沸かす
- 風呂入る
このあいだ約二時間くらいかかってんだよ。そしてそのあいだおれはなにもやってない。なにかしろという話だがやる気が一切起きない。ゲームも漫画もアニメも見る気にならん。掃除洗濯いわずもがな。外の疲れをお湯で洗い落とすまで家のこと一切やりたくない。辛うじてネット見るくらいか。しかしそれも本腰入らないので結局風呂上がったあとでまた見返したりしている。この空白の二時間がどう考えても無駄。瞬間湯沸かし機能が死んでなかったら最初から水でなくお湯を張ることができて沸かし時間も相当短縮されるはずなのだが、まあそんなことできるんなら最初から風呂じゃなくシャワー使ってるわけで、風呂釜一杯ぶんの水を適温にもっていくだけの時間どうしてもロスになってしまう。
いっそ風呂沸かしを仕掛けたあと一旦また外出するってのはどうだと考えたことも一再ではないが、結局外出ると寒いし寒さをしのぐには金もかかるしでうまくない。また妥協案としてこの二時間中に自炊関連の諸問題を片付けるてのは悪くないのだが、自炊しない日も結構あるので解決になってない(し、自炊作業には二時間かからんので結局無駄時間全部は潰せない)。ここを解決するのがナチュラルボーンライフハッカーとしてのおれの面目だなというわけで、いくつか考えてみた。
- web 閲覧はやれているのだから、むしろこの二時間以外ネットを見ないことにして、自宅時間全体の作業集中度を向上させる。
- 凡庸。玄関脇のテーブルを「到着ロビー」とか呼ぶ類だ。付箋の使い方とかも工夫しましょうね。
- 右手に EM ONE(外部バッテリから給電しつつ)、左手に Wii コンをもち、バーチャル Wii Fit としてネットみながら夜間散歩を満喫。
- できなくはないが、散歩は風呂後の湯冷めを兼ねるのがよいのでイマイチ。あと EM ONE だとネットは巡回にしかならず、見たことない知らなかった情報へのアクセスは面倒というネックがあるので、そこに二時間かけるのは無駄が多い。あとこれまでは寒かったしこれからの季節は花粉地獄なのであんま長時間外出するモチベーションが。
- いっそ「なにもしない」ことに徹して日常余暇を満喫。
- ダメ。「なにもしない」を快楽とするためには、不足のない状態でなければならない。腹は満たされ、身は清潔で、追いかけてくる用事はなく、というあたり。なにはなくとも風呂待ち状態では「身は清潔で」項が必ず満たされていないので、なにもしないことに集中できない。
…というわけで、現状おれがほとんど本能的に選んでいるのが「そもそも一日の時間が 22 時間だったと思いこんでみる」ソリューションということになる。これ悪くはないんだけど、やっぱ一日 22 時間だとあんまりしあわせじゃない。ううむ。本質的には「さっさと風呂マシーンを修理しろ」なのだが、金かかるんだよな。ここでもまた金か。いろいろ先延ばしにしつづけているツケとはいえ、金銭的な事情に包囲されまくる 08 年初頭であることよ。