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最近の読書

麻雀放浪記」二巻を買って読んだので続けて三巻読んでいるがおもしろいねーこれ。非電源の時代だけど、あれだよく考えてみるとこれもまたひとつのゲーセン小説だ。そんなふうな気分で読んだことがなかった。ずっと読みたいと思っているジャンルに意外なパーツがカチリとはまった感。坊や哲の生き方とか破滅型ゲーオタそのもの。坊や哲はその後阿佐田哲也氏になったりならなかったりとかするんだろうから、べつに破滅しないんだけど、あれよ、破滅型ゲーオタってのは案外破滅しそうにないゲーオタより長生きしたりするものだしほら。

ひとが死んだりぼこぼこにやられたりとかポン中とか唐辛子中毒とか、多少乱暴なところはあるけど、根っこになってる部分はあんま変わらんなーというか。あと一巻冒頭の終戦直後つながりで、山田風太郎「戦中派不戦日記」とかひさびさに読みたくなった。いやあっちは大半戦中なんだけど、山田風太郎が同じような時期にドサクサやっていた中、一方上野で坊や哲がチンチロやっていましたとかそういう同時性みたいなんが読めたらちょっとおもしろいなというか。

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