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人狼カードゲームを遊ぼう vol.2

人狼カドゲ会 vol.2

前回(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070505#p1)同様、カードゲーム「タブラの狼」を粛々と遊ぶだけの会合。タブラの狼は、そう頻繁にあそびたいようなゲームでもないが、しばらくやってないとまたやりたくなるというか、先日のバトルライン会合(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20071111#p2)でも「また人狼とかやりたいかもねー」みたいな話もあったしで、そろそろ頃合かと思い、主に Twitter とかで面子を募って、池袋で。会場は前回同様池袋の会議スペースだが、同じ会場は予約が埋まっていたので ikebukuro.js(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070922#p2)の会場だったところにした。

  • 準備
    • イベント用のページを作って(本会合の場合、はてなグループの 11/24 付の日記を告知ページとした)、参加メンバリストの整備、会場へのアクセス等随時更新しつつ、その告知ページを人力 SPAM 化して Twitter で告知しまくって面子集め。
    • Skype とかで来てくれそうな面子に声かけ。一応あらかじめ面子 5 人くらい確保しといた。
  • 会場
  • 告知ページ
    • とりあえずここに全部の情報を書く。開催日時、会場へのアクセス、待ち合わせ方法、連絡先(メール)など。参加者へ個別の案内は基本的にしない。なんでこの方法にしたのかというと、ひとつには「個別連絡が面倒」というのがあるけど、もうひとつ OFF 会 2.0 的なアレへの展望として、「会を主催する立場として、(自分を含めた)参加者各人の個人情報を可能なかぎり取得しようとすることなくイベントを運営したい」という意図があったため。
    • たとえばそのー、往年の OFF 会とかだと、幹事 - 参加者間とかで携帯電話番号の交換とかのステップがないとうまく待ち合わせできなかったときなどに不安だったりとかしたわけだけど、我々インターネッターは携帯インターネット情報系として Twitter を獲得したわけだから、わざわざそんなプライベートなところまで互いの個人情報を開示しなくともオフラインで合流→離散は可能だろうというか。この日確かにネットのひとと会って話して別れたけど、そのひとが誰であったのかよくわからないし気にする必要もない、くらいに軽いセッションが望ましいと考えている(もちろんそのように気軽かつ手軽なセッション機会が多くなるのに越したことはない)。それ要するにブルーシート OFF 会形式のことだが(関連→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20061111#p2)、まあ今回は単なる OFF 会と違ってゲームをやるんだから事前に参加者数を最低限確保する必要があり、告知ページ等でフォローする必要が生じている、というかんじ。
    • ちなみに個人情報の軽重としては重い順に「携帯電話番号(ユニークな端末を特定)>携帯メールアドレス(ユニークな端末を特定するが、電話番号ほど重たくない)>携帯端末で送受信可能の web メールアドレス(ユニークなユーザを特定するが、端末を固定しない)>Twitter(携帯端末同士でも通信可能な自由アカウント)」くらいのレベルを考えている。web メールアドレス〜 Twitter くらいになると、web 上でも公開しているひとの率が高くなるのでいいかんじ。
  • 用意したもの
    • 「タブラの狼」&「タブラの友」。前回同様にラベルシール一束&マジック一本。あと一応「バトルライン」も。以上。「タブラの友」はあいかわらずおおいに役に立ち、今回初調停者が二人居たのだが、進行上のミスもなく(それ以外のミスはあったのだが)最後まで進行できていた。
    • 人狼の場合互いの名前がわからないとゲーム進行に支障が出るので、ラベルシールにマジックで HN とか書いてもらって簡易ネームプレートにすることにしているのだが、今回はホワイドボードに席順を書き出すという方法を誰かがやってくれていた。これだとラベルシールと違って字が小さくて読みづらいということもなく、位置関係で名前を覚えることができて便利だ。欠点は、この方式でやっちゃうと席の移動が面倒なこと。
    • バトルライン」は、「当日参加キャンセルなどで人狼やるには面子が足りなくなったら、バトルラインのリーグ戦とかしてお茶を濁しましょう」というかんじにしておいたので一応。結局こっちはこっちでやりたくなったので二次会で使った。

実際。

  • 前回プレイヤ 11 人(調停者含め 12 人)で能力者は狩人(ボディガード)までだったので、今回は共有者(フリーメーソンの二人)アリで遊んでみたいなーと思っていて、前日までになんとかプレイヤ 13 人(調停者含め 14 人)集まった…んだけど、当日キャンセルが二人出たのでやっぱり狩人までの 11 人ゲームで。
  • 会費は「会場費の人数割り+自分が飲み食いした代金」なので今回の場合だと 1,500 円弱か。会場は四時間予定で予約して一時間延長、計五時間借りた。ちなみにルノアールの会議スペースは一レンタル最大五時間となっているが、それを超える場合「会議室代に加えて各自追加で必ずワンドリンク注文してもらう」という条件になっている。逆にいえば五時間までは、最初に一つ頼んだあと延々水だけでねばることが可能。
  • 四戦やった。すべて村人勝利。五時間で四戦というのは、長いようでもあるが、あんまダレてるような時間帯もなく、わりと自然にこの時間というかんじ。ほかの集まりでタブラってみないことには、本来の呼吸はわからんなー。
  • で、個人的なプレイ内容だが、初回人狼を引き当てて敗北。二回目は調停者をやり不参加。三戦目はまた人狼で敗北。四戦目も人狼になってしまい敗北。まさか三戦全部人狼引くとは思わなかった。おなかいっぱいだ。オフラインで遊ぶ人狼は BBS と違って遠吠え(人狼同士だけに聴こえるひそひそ会話)も使えないので、だいぶ心理負担も大きいっていうか疲れる。最後かなりやけっぱちだったので「今日ずっと人狼役だったのが、最後のゲームでようやくただの村人役を引いてきて解放ムードの村人、を装ったステルス人狼」というロールであそんだ。気分だけでも気楽な村人でいたかった。

ゲームプレイ。

  • 第一戦、人狼。まだ初回で空気もあったまっておらず、ウカウカしているうちに占い師&霊媒師 CO に対抗 CO ナシという状況になってしまう。「あれ?狂人?狂人はー?」というあたりで人狼同士もアイコンタクトができず、すっかりダメ人狼になってしまった。順当に敗北。反省点としては、このゲームの基本職業でいちばん立ち回りがむずかしいのは狂人役だから、初心者の集まりでは狂人のロール解説を重点的にやっておかないと厳しい。または初回のみ初プレイのひとには先に村人カード配っておくとか?でもそれだと経験者少ないとそいつら順に吊れば確定だからどうしようもないか。
  • 第二戦は調停者をやったのでゲーム不参加。
  • 第三戦、人狼。今回のゲーム中ではこの第三戦が最も好(?)勝負になったと思う。人狼側完全勝利のチャンスがあり、そこから村人側の好判断があり、最終日(生存者三人)の状態までもつれこんだ。名勝負とまではいかなかったのは最後の最後の晩の処理で複数人がミスをしてグダグダになってしまったからで、でもまあそのミスの連鎖もかなり複雑なかんじで個人的にはおもしろく、まあいいかんじだったかと思う。
  • このとき起きた夜のパートのミスの連鎖を書き出しておくと、「マスタリングミス:調停者が、真占い師の占い先指定を勘違いし、村人 / 人狼判定を誤って伝えた(占い師はおれの隣の席の村人を指定したが、調停者はおれを指定したものと勘違いし、人狼の判定を出した)」→「禁止行為:その情報でおれの白を確信した真占い師は、夜のパート中おれに向けてガッツポーズをしていた」→「勘違い:真占い師のガッツポーズを見た人狼であるおれは、その行為によって真占い師が「人狼に GJ サインを送っている狂人である」と確信して、偽占い師(真狂人)を食って翌朝一発目に人狼 CO をしてしまい、敗北確定」。やー、本当いいところまでいってたんだよな。あすこでべつに占い師食いに固執せず、普通に最後のグレー村人を食っておけば安定だったのに、ノリで占い師を食いにいっちゃった。人狼側に勝てるチャンスは少なくなかったのに、結局自分で全部潰しちゃってたなーという。
  • 第四戦、人狼。もうね。もらった役割カードを見た時点で祇園精舎の鐘の音がおれの心に響き渡っている。つかれた。かといってゲームを捨てるわけにもいかない。というわけで対抗 CO 役は相方の人狼に任せておれは上述のとおり「今日ずっと人狼役だったのが、最後のゲームでようやくただの村人役を引いてきて解放ムードの村人、を装ったステルス人狼」というロールで。このゲームも途中までは意外と善戦していて、人狼側完全勝利が決まる可能性もあったりとかした。が最後のあたりで狂人と相方人狼の集中力が切れて、ミスから策略露呈の、吊り確定で、敗北。
  • 痛いなーと思ったミスは、後半の食い先指定で相方が霊能者を指定したときに「まだ狩人が居るかもしれないのであぶない」と思ったのに、「まあいいや、たぶん死んでるだろ」と同意して、狩人の GJ を出してしまったこと。この次の日生存者 5 人になっていれば狂人 CO で人狼完全勝利になっていたところ、GJ が出たので 3 対 3 の膠着状況になり、最終的に村人の勝ちに持っていかれてしまった。で、じつはこの食い先指定の後悔がもうひとつあって、序盤の夜の食い先指定が調停者にうまく伝わっておらず「食い殺す予定だった白確定者、の隣のグレー村人を食う」という処理になってしまっていて、しかも結局その白確定村人が狩人だったというアレで、あのときの晩に指定ミスが起きてなければ GJ もなく、人狼完全勝利で綺麗にオチだったのになーという気分がなくもない、が、まあべつにいい。諸々精神の集中を欠いていたのは事実。
  • 振り返って、「調停者が占い先や食い先の指定を勘違いした」という場面が二回あったことになるのだが、これ回避できなかったのかというと、できたよなーというのが反省点。具体的にいうと、調停者はホワイトボードの横でマスタリングすればよかった。対象指定があったときは、大雑把な位置を指先で確認したあと、ホワイトボードで名前を指差して「このひと?」とか最終確認をするようにしていれば、間違いはなかった。次回以降があればここは改善すべきポイントだ。
  • そもそも前回も「円卓とかだったらだいぶいいけど、縦長のテーブルだと誰が誰を指差してるのかわかりづらい」という問題は挙げられていた(ので、前回は長テーブルのまんなかあたりの席のひとがうしろに下がって、全体としては楕円形みたいな車座っぽい形でゲームを進めていた)。でも今回は部屋が結構狭くて調停者が各人の席のうしろを歩き回るわけにもいかなかったため、そこいらへんを足でカバーすることができなかった。

終わった、おもしろかった、疲れた。池袋でこのての会合をやったあとに困るのが二次会の段取りで、予算 3 〜 4,000 円程度で居酒屋 OK ならいくらでも探しようはあるけど「ふつうにメシ屋で 10 人以上」という場合に行く先候補があんまりないという。二次会参加者 10 人でしばらくウロウロしたあと結局区役所横のモスバーガーに落ち着き、ここで結構終電前くらいまでダベりつづけるという貧乏 OFF 会モードに。隣の席のほうではインターネットの話とかで盛り上がってるかんじだったが、こっちのテーブルではバトルラインとかやって一応テーブルゲームっぽい雰囲気の二次会に。で一旦散会したあとゲーセン行ったらさっき別れた組のひとたちがデスロリとかやりに来ていたりとかして同じ穴の狢ですな感。