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リアル充満

071213 | Assassin’s Creed

このところ平日リア充すぎてだめだ。あそべん。今日食べるものがあるなら今日は働かなくてよいと誰かが言った。正しいが、農耕以降の考え方ではない。世界じゅうで狩猟民族は農耕民族に駆逐された。肉食ってる連中ですらジャガイモは収穫している。明日のため、予定ベースで働くようになる、安定化をもたらし、それを維持しなければうまくいかないがゆえに安定へのコストをかけざるをえない、それはウィルスや宗教のように蔓延した。安心できる性能は重力として働く。いずれまた農耕の上澄み部分にでも、狩猟スタイルが流行するのかもだが、その流れにのる柔軟性がおれにあるだろうか。重力井戸から離脱するだけのバネが。ないな。なさそうだ。欲しいか。特に。ならいい。

しかし休みがなくなるというのは痛いな。平日部分がどんどん休日に侵食してきて最近休日が短い。おれのような人間にとってはどう考えても終身雇用制が幻想でなかった時代のほうが都合がいいのだが(適当な会社の暇そうな部署で昼夜を問わず行灯暮らしを満喫できるわけだ)、しかしじゃあおれがその時代にタイムリープできるとして行くかといえば絶対行かないと言い得るのは、年功序列・終身雇用の黄金時代は週休二日制の時代と重なってないからだ。とにかくねーむかしのひとは偉いよ。土曜日も仕事してんだよ。いやおれもふつうに週休一日の会社に居たことあるけど。やっぱ週休は二日がいい。休日が日曜しかないってのは、あれよ自由になる昼間が一日だけしかないって意味以上に、自由になる夜中も仕事終わった土曜の夜しかないってことだから、それはどう考えてもきついっていうか実際きつかった。できれば週休は三日くらいがおれにとってはちょうどいいんだけどなー三日休んでるとさすがに食っていけんというか。全国津々浦々週休三日制になる時代がもしかしていずれ来るようなら、いっそ未来のほうに行きたいな過去でなく。まあ二十一世紀が明けてからこっち未来は暗くなる一方らしいので、そんな時代は来ないのかもだけど。

だいたい平日リア充と休日リア充のバランシングで経営って考え方が古くさいって部分もあるんだよな。私人としての自己と職業人としての自己は溶け合って不可分に運用するのが現代風ともいえる。昼のブロガーがネットと暮らしをマッシュアップしてどっちも充実みたいなアレを試みているのと、似たようなフレームでそれは確かにある。ただまあそれでもやっぱり頭と体が堅い側の人間としては、いろいろ分けて考えたいところもある。もちろん体も財布も頭も結局ひとつだし錯覚的にしか並行時間は生きられないのだが、できるかぎり混ぜなくて困らないものは混ぜずに生きていきたいものだと思う。いやでも普段ハムエッグカレー丼とか食ってるような人間の言いざまじゃないかこれは。食い物に関しては面倒くさいからひとまとめに同じどんぶりで食ってる。そういう部分の貧しさだよな結局。部屋は汚いのにデスクトップだけ常に清潔みたいなオタ的片手落ち感。「おれがたぶんちょっと真面目に目指してみるべきなのだが結局そこを面倒くさがるので到達できないのであろうリア充の姿」って、たとえば「趣味性の高い料理を作って食ったりする」とかそういうことなんだよね。そういうことをすることで、ひろげていくべきなんだよ。そしてそういうふうに広がる可能性ならおれは歓迎するはずなのだ。けどやれない。負けてはならないザ・ビッグバトルで勝てた試しなし。そういった部分こそが自分を形作る皮膜であり、細胞壁であり、枷だが、どうにもならなさをどうにかできたいなあ。て書くだけならこのとおり容易なのだが実践のなんと難しいことか。