最近のスリッパ

たぶん去年の五月（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060522#p1）あたりから履いていたのだろう部屋履きサンダルが大往生したので、今度はスリッパを 100 円で買って履いているが、これはダメだな。どのへんがかというと履きづらさが非常に良い。履きやすさはダメ。靴って右足用と左足用が別々だと思うんだけどこのスリッパは右用でも左用でもなく、どっちも真ん中用とでもいうべき歪みのないボディ。どう工夫してみても、右足にも左足にもフィットしない。なんだろうかな。工場長のひととかが「左足用のスリッパと右足用のスリッパを別のラインで作ってたら生産効率が上がらないので両足用に一本化します！これでパッケージングするときも右＋右とか左＋左みたいな工程ミスが絶対発生しないし、作ってみたら右足用だけ大量に余っちゃうなんてこともない、おれって天才！」とか思っちゃったんだろうか。思っちゃったのかもわからんね。

必ずしも悪くないとは思う。服に体を合わせるというけど体は服に対して合ってなどくれず、必ず服のほうが体に合わせる形で伸びていく。真ん中用のスリッパだってがんばって右足で履き続けれてれば、いずれ右足用っぽくねじまがっていい具合に矯正されるのかもわからん。ただまあこのスリッパの場合そういった強引な矯正をかけたときに強度が足りんので普通に破けて終わりかもしれんな。なにせ 100 円だし。せめて右足と左足のためのスリッパとかは売ってないものか。そういうものは 100 円では売られない時代にあるいはなったのか。