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アレはなんの呼んだらいいのか問題のひとつ

GRAW2

ゲーオタ界隈語にも変遷はいろいろあって、たとえば「ゲーム性」という表現は、旧世紀にはかなりメジャーな用語だったが現在ではオカルトの一種と位置付けられており(チャンネルが合致している者同士なら手っ取り早い用語なのだが、いまやゲーオタも多様になってしまったので機会毎にそれが齟齬なく通用するかどうか検証するステップが必要になってしまっているし、傍から見ると「なにか言っているようでいて実はなにも言っていない」のと区別できない)、最近のゲーオタはこれをあまり用いなくなっている(伝統的な世界観でゲームを語る際には、いまでもたまに使われるようだが)。おれがわりと気にしているその方面の言い方でいうと、たとえば「難易度」というのは不適切で「難度」というべきだとか(←たとえば「高度」や「温度」や「硬度」とかは言うけど、「高低度」や「温冷度」や「硬軟度」とは言わないから)、そういうアレもある。そのほか伝統が定着したカジュアルな用語でいっても、たとえば PC(プレイヤキャラクタ)の数え方が「1 機」「2 機」だったり、ステージやレベルの数え方が「1 面」「2 面」だったりとか、そういうのもある。

そういったいろんな軸が錯綜している呼び名問題のなかで、最近気になっているのがアレだ。いはゆる「CPU キャラ」。これ、現在では旧式化した用語になっているのだが、なんとなく使い勝手がいいもんだからいまでもわりと言っちゃうんだよな。なぜこれが不適切になったかというと、そもそもそういう制御を CPU が行っていない場合があったり、また最近は(マルチコア化するなどして)CPU と呼ばれるユニットがそもそも存在しないハードの場合があったりとか、CPU キャラといっても最近は同時に様々な立場のキャラクタが制御されていたりするわけなので対象名として大雑把すぎるとか、いろいろ。そんなわけでかなり呼び方が混乱している。現状ではなにが妥当なのかというと…いまいち自信がないんだけど…たぶん NPC。ノンプレイヤキャラクタ。ほかでいうと、スクリプトとか bot とか AI とかあるけど、スクリプトは対象を限定しすぎていて(それこそスクリプトで制御されてない NPC は対象外になるし)いまいちで、bot は結構いいような気もするんだけどすでにゲームジャンル毎に指す対象がある程度固定されてしまっている気がするのでこれも扱いがちょっとむずかしく、AI となると Artificial Intelligence でございってほど高度な処理はゲームの場合大概行っていないわけであり以下略。

…というわけで、なるべく NPC と呼んでいきたいような気がしつつ、しかしどうもなかなか、それでいいのかというか、単純に慣熟時間の不足もあり、まだ慣れない。当分は表記ブレが続きそうだ。