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機能集約関連

秋葉原 | 070204

自販機の前で鍵を出したり、家の前で小銭を出したり、バスカードのかわりにクレジットカードを出したり、会社の前でキャッシュカードを出したり、とんちんかんが深刻化している。けどこれよく考えてみると仕方のない部分もあって、ようするになんでもかんでも財布に入れすぎているので「とにかく財布出せばどうにかなる」までで思考が停止してしまって、そこからさきの指先の分配が杜撰になっているのだ。こういうの一種のモラルハザードっていうのか(ちなみにモラルハザードというのはシステムのせいでモラルが崩壊することではなく、システムが強化された結果としての慢心からトラブルを呼び込んでしまうことだ、確か)。金銭関連は小銭と札とキャッシュカードとクレジットカード、鍵関連はカード入れに会社のカードキーと小銭入れに家の鍵(おれはキーホルダーを使わないひとだ)、移動関連は地下鉄のカードと Suicaバスカードと、あと緊急連絡用にもう 4,5 年使ってないテレホンカードが入ってるはずだ、基本的に会員カードとかスタンプシートとかはもらう端から捨てているが捨てるのすら面倒なやつがけっこう溜まってきている、あと出先で友人知人にもらった名刺とか(あまりひとから名刺をもらうような仕事でもないので名刺入れは持ち歩かない)、まあなんか案外機能が集約されているものだ財布というものには。これから数年で財布にあるいくつかの機能は、拡大しつづける携帯電話側の機能集約に譲り渡すことになるんだろうけど(腕時計メーカーが携帯電話メーカーと対決せざるをえなかったように、財布メーカーもまた携帯電話メーカーと対決することになるのだろうか?)、当座のところはまだまだ強い。

具体的に財布の機能を携帯電話に移すとすれば、どのへんかなーまず Suica は既に対応携帯がある。クレジット決済機能のある携帯電話も確かあった。小銭でいうとジュースの自販機に携帯電話対応のやつってすでに出始めてたような。Suica だったかもだけど、同じことだ。ていうか対応機種であればコンビニで携帯電話による買い物がすでにできてるわけなので小銭関連はクリアしたも同然。名刺とかは電子名刺ってのが昔からあるけど、これはいまいち普及しないな。名刺ベースから電話帳ベースになるとかすればどうにかなるわけか。ちょっと思想の違いなのでなんとも。会員カードとかは当座どうもならんのかもだがこれもネット経由でどうとでもなるような気がしなくもないが、ふつうの小売店とかはそこまで自前でやらんだろうから厳しいと。最後に、これだけは当分残りそうなのが鍵関連。携帯当てたら開くドアってのはラクっぽくて魅力だが、どうやって割り当てるのかも問題だし、あとちょっと怖いしなーべつにやってる制度自体は携帯でも鍵でも一緒なんだけど。あと仕組みによるけど、携帯電話のバッテリーが切れると家の鍵を開けられないとかいうマヌケな状況になったりしかねないってのもあるか。いやそんなの採用されるわけがないなさすがに。