最近の自アン
良い箱があったのでポピペ。
- 箱「何故声優オタは狙っていた声優ではなく近場の女と結婚しますか?」
それが大人になるということですか?
まずこの箱題が良い。実際に声優を「狙える」機会のある声優オタなどほぼ皆無であろうから、つまりこれは不可能性(無罪の妄想)から出発して凡庸に着地するタイプのファンタスティックなぜオタ箱の一種ということになる。しぶいところ突いてくるなあ。リアリティとファンタシーの融合感と違和感が、じつに良いダメの螺旋を描いて画面に固着している。で、項のほうにも二点みどころがあって、
- 項「オタは固執してるようでしていない」
- あきらめ早いよ
- オタの情熱は 1 クールだからな
- マスコミが「オタは純情で一途」みたいな勘違い特集をするたび鼻で笑ってしまう
- オタは、感情の中間がない変な生物。
- そもそも恋愛感情も 2 年でなくなるらしいし
- 好きと嫌いだけで普通がないの
- やだこれ否定できないわ。
「オタの情熱は 1 クールだからな」は良いフレーズだ。以前にどこかで見たっけ?
- 項「赤松健級にならなければ実現できないと解ったので」より抜粋
- 永野護と川村万梨阿みたいな展開は理想的じゃない?
- ↑単にオタ同士の結婚という見方も出来るが…。
- 永野川村夫妻をつかまえて「単に」「オタ同士」と!
凄いですね。
あの念のためにお伺いしたいんですけど、
「こんな連中は
どれだけ成功しようが、どんな才能があろうが
みんな単なるオタだ」
とか思ってらっしゃるタイプ?- ↑
「という見方も出来る」なんだけど。
なんでそんなに必死なの?- >「という見方も出来る」なんだけど。なんでそんなに必死なの?
私はこの方に「とてもそんな見方はできない」と言いたいのですけれど
そもそもこの方が「そういうタイプ」だったら言い様も無いでしょう?- どんなに凄い人でもオタクだったらそりゃオタだろう
ネガティブイメージも程々にしていただきたい
そもそも「単に」は「オタ同士の結婚」にかかっているのだと思うが- >どんなに凄い人でもオタクだったらそりゃオタだろう
「永野ご夫妻は凄いからオタではない」などとは一言も言っていませんよ?
そもそも箱からしてオタの結婚についての箱ですから
ここで非オタを持ち出しては本末転倒と言うもの。
むしろオタでなければ困ったことになります。
「単なる」の被修飾語がオタであれ結婚であれ意味は同じでしょう。
つまり「この結婚が通常と異なるとすれば、
ただ両人がオタであったということに過ぎない」
という意味であり、私は「それは明らかに違う」と言いたい。
しかし、もし私の懸念するようなタイプであれば
「××な所が違う、○○な所が理想的だ」と言ったところで
「違うも何もオタじゃないか」という点でループしてしまうので意味が無いわけです。
実際にご覧の如く概ね懸念どおりの展開でしょう。見込み違いがあったとすれば、
どうもご自身のタイプを自覚されていないご様子だという辺りでしょうか。- FSS 禁断症状かと
うむうむ。ちゃんとへんなひとも湧いていて素晴らしいな。いやこの場合は「へんなひとが沸いてる」のほうが適切なのかな。日本語むずかしいところだな。とにかくにも、良い箱であった。一点ケチをつけるところがあるとすれば、「何故オタ」ではなく「なぜオタ」のほうがより標準的ではないのかなというあたりだが、べつにこれどっちが正しいってことでもないし。
あと、いま見たら「何故オタは世の中の女性から惨たらしい差別を受けていますか?」という箱があって、ああそうだよねえ、こういう、特に理由なくたまたま今日いま思い浮かんで「むごたらしい」っていうフレーズ使いたかっただけ、以外になんの意図も理由もなく作られたような糞箱って自アンの大切な腐葉土のひとつだよねと思った。