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KINGDOM OF HEAVEN

四谷の猫 | 060709

DVD を引っ張り出してきて再見。去年の感想(→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20051010#p4)。このての映画を見るときのおれは完全に世界観チャンバラもの視聴体勢であり、特にストーリーに関する感想などはない。今回の視聴モチベーションは、

  • 塩野七生ローマ人の物語」でユダヤ界隈がひとまずまとめに入った関係で、時代ものでエルサレムが映像化されている作品を見たくなった(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060905#p2)。ただし、KOH の年代は、ローマ人の物語の現在読んでる年代から約 1,000 年(強)後。さらに約 1,000 年後が現代と考えると(より正確には約 850 年後)、中間時点の映像化か。
  • 調べてないのでわからんのだけど、もしかしたら KOH の守城戦の肝になっているエルサレムの外壁は、ローマ時代に作られたものではないかなという判断(←ローマ建築見たいよ欲)。でもどうかなー千年も経ってれば、基本補修で持たせてきたにせよ全然別物かな。街のレイアウトがはっきりわかるカットは(たぶん)なかったけど、ローマ人の物語の記述によれば大枠はローマ時代から変わっていないらしい。
    • KOH においてこの外壁は「以前は門になっていた部分を後年に塞いだ箇所」を集中攻撃されることによって破られるんだけど、これは「後年のヘナチョコ建築はいざしらず、ローマ人が作った壁は頑丈なんじゃー!」という制作側のひとのローマ偏愛を表出させた箇所であるかなという妄想。
  • やはりなんといってもカタパルト萌え。

などなど、ローマ時代の痕跡探し。あと今回、歴史考証を延々字幕で垂れ流すモードが存在することに気付いて笑った。このモードからキーワード探して勉強すると、より詳しく調べられそうだな。またの機会に、ノート PC 片手に延々検索しまくりながら見直してみよう。

参考。