matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

大人になる方法

自意識が枠線からはみ出してホワイトで塗り固めまくりな年頃からいちはやく離脱するためのメジャーな方法二点。

  • 自意識の過剰さを利用して、他人の失策を自分の失策として捉えて内省に利用する。
    • 自意識を肥大化させれば、他人を自分に取り込めるはずである。
    • それができないうちは、自意識の過剰さが不足しているということなので、もっと自意識を膨張させよう。
    • 他人の失敗や痛い言動を、全部自分がやった場合に置き換えて毎日勝手に反省していれば、自然とデコボコの角が取れてはやめに丸く収まる。
  • 「投稿」ボタンのかわりに「ウィンドウを閉じる」ボタンを押すようにする。
    • 自アンに古くから伝わる顔真っ赤抑止術。
    • ケツが青くくちばしが黄色く顔が真っ赤な年代のオタは(これを若オタ三原色という)、あからさまな釣り針(J)をみても、釣られずにはおれないものである。しかし釣られるのはいかなる理由があれ負け。己の負けを許容するのはおっさんの特権である。若オタに負ける権利などはない。
    • 釣り糸をいかに負けずにやりすごすかというのが、この「ウィンドウを閉じる」ボタン活用。
    • クワーッ釣り針めーッ!とか思いながら無呼吸連打で反論長文をフォームに叩き込んだのち、おもむろにそのままウィンドウを閉じる。投稿しない。書くだけ書いて捨てる。案外これて気分が落ち着くものである。まだ収まらないようなら、さっき書いた長文を踏まえてもうちょっと上手な反論長文を書き、しかるのちまたウィンドウを閉じる。何度繰り返してもよいが、永遠にネットには上げない。
    • そんなこんなを繰り返していれば、いずれ「ああ、釣り針か…」と、そのままスルーできるようになるものである。

応用。

  • すべての web 活動に一ヶ月のディレイを持たせる。
    • 日記にせよコメントにせよ返信にせよ、すべて書いてから一ヶ月間はローカルに保存しておき、即時アップロードしない。
    • 一ヵ月後に、自分の書いたものを読んでそれをアップロードするかどうか判断する。一読して「ギャー痛たたた」というような文章だったらその時点で捨てる。つまり活動開始から一ヶ月間はアウトプットなし、一ヶ月目からは「その日の日記を書く」と「一ヶ月前の日記をアップロードするかどうかの判断」を同日にこなしてゆくことになる。
    • こうすると、同時性の高いような話題は切り捨てることになるわけだが、「同時性が高い=価値変動が激しい」であり、安定したメタ視点の持てないうちには触れないほうが安全ではある(若いうちはそういう話題こそが楽しいわけなので誘惑は断ちがたいのだが)。
    • この方法はおっさんになってからでも有効だが、結構めんどくさいので実践はむずかしい。
    • この観点から、ブラウザで書いて即時投稿というブログツール形式は、(ローカルで書いてからアップロードだった時代を比べて)けっこう人間の不用意さゆえの自爆を誘発しているように思われる。公開日時設定機能つきブログツールなどがあれば、それを使うとよいのかもしれない。