ヤバいくらいに号泣したな

「ヤバいくらいに号泣したな」は、2004 年に生まれた最もヤバいフレーズのひとつだ。雑誌「TITLE」2004 年 7 月号 36 ページ、「おすすめ座談会 だって本当にすごいんだぞ今年はアニメが！」という記事の中にある。おれは普段から雑誌を買う人間ではないので、この「TITLE」という雑誌も、地下鉄乗るときキオスクでたまたま買ったのだが、こんな激熱物件を偶然ツモれるおれのオタとしての引きもまだまだ捨てたもんじゃないと思った。「ヤバいくらいに号泣したな」は、それから半年ほどおれの周辺で本当にヤバいくらいに大流行したが、もちろんまったくそれ以上の範囲には飛び火しなかった。ひろまるにはヤバすぎたのだ。

というかこの対談は、この水準の薄ら寒さを保ったままはじまって終わる圧倒的なクオリティなので、機会があれば是非一読をおすすめしたい。いずれこれのパロディとかやってみたい。いやオマージュか。リスペクトか。なんていえばいいのか。Web 2.0 っていっとけばいいのかこういうときは。