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DS トレーニングはゲーム脳問題への反論か?

むかしゲーム脳http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3)ってあったけど、そういや NDS東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人の DS トレーニング」は、ゲーム機で脳を鍛えましょうってタイトルなので、なんかやんわりとゲーム脳的主張の逆をいってるかんじになるのかなと考えてみたが、なぜそこで「やんわり」とかいう形容が脳内で挟まったかということを改めて考え直してみると、DS トレーニングってあくまで「トレーニング」であって、「ゲーム」とは一言も言ってないからだった。これが「脳を鍛える大人の DS ゲーム脳」とかだったらガチで対立項になるんだけどな。まあそんなアンチ布陣をする価値のある主張というわけではないしないまのところゲーム脳は。そういったものも視野には入れつつあくまでも我が道を行くというあたりが、それこそ「大人の」対応というやつだろう。脳トレ(長いので省略)が PSPバイトヘル 2000」的なベクターのゲームだったら、ありえた話だったかもしれない。けど任天堂社のバイトヘル路線てメイドインワリオ路線あたりがギリギリだろうしな。厳しかろうな。べつにそんな期待したり失望したりするような話ではないけど。

いちおう NDS脳トレ公式サイトから「ゲーム」という単語を検索してみた。

あれ?けっこう「ゲーム」って単語使われてる…?と思ったら、すべて画像の代替テキストとして「ゲーム画面」が使われているという話だった。本文中では「ゲーム」と言ってない。まあそれはな。そうだよな。「トレーニング」だものな。あと「テスト」。

あと細かい話だが、川島隆太氏が監修している脳を鍛えるトレーニング系のアイテムは、べつに NDS の専売特許ではない。セガ社から PSP 版(http://brain.sega.jp/)も出ているし、というかセガトイズ社から発売された「脳力トレーナー」シリーズ(2004/10/08 発売)が、デジタルガジェット界における元祖ということになっている(http://brain.sega.jp/whats/)。まあタッチパネル&マイク&パフォーマンス等総合的に判断すれば、いまだと NDS 版があればほかはいいかなとおもうけど。

…というか、そのへんの因縁についての経緯も Wikipediaゲーム脳」に書いてあった。以下引用。

なお、テレビゲームで脳が壊れるというゲーム脳理論の最初の提唱者は東北大学教授の川島隆太であるという説もあるが、これはイギリスのタブロイド誌が川島の発言を誤解して報じてしまったためであり、川島本人はこれらを発端とした一連の出来事を「忌まわしい過去の出来事」と書いている。川島はゲーム脳を肯定しておらず、自著(『天才の創りかた』講談社インターナショナル、『頭をよくする本』KK ベストセラーズ)の中でも「ゲームをやっても脳が壊れてしまうことはない」とはっきりと述べており、2005 年 5 月には任天堂と川島が共同して出した学習用ゲームソフト『脳を鍛える大人の DS トレーニング』(ニンテンドー DS 専用ソフト)は大ヒットを飛ばす商品となった。またそれ以前にも、セガトイズから発売された脳力トレーナーを監修していた。

この一文ですべて説明できているか。日記書くまでもなかった。