PGR3 体験版

12 日の発売日に先駆け、PGR3 の体験版が XBOX Live で公開された。先駆けというか、そういうものを出すならさっさと出しやがれこの野郎という話だったが、とにかくにもプレイアブルデモに一秒でも早く触りたいおれとしてはぶつくさ言いつつも小躍りするしかない。

• 空気感がとてもとてもすばらしい。空気というか光のボリュウム感か。HDRIiiiii！
• でもおれのカメラで画面を撮っても色飛びしすぎる。
• 体験版では新宿の 2 コースが遊べる。周回レースと区間タイムアタック。このあたりのエリア（http://map.hatena.ne.jp/?x=139.69702005386352&y=35.690572248863404&z=1&type=satellite）。風景の再現度は写真を見てわかるとおり。東京バス案内などは全裸で逃げ出すしかないクオリティといってよいだろう（まああのゲームはリアル調を見切ってディフォルメしてあるが）。製品ではもちろんもっといろいろなルートがあり、自分でコースを設定することもできる。
• 実際に新宿を歩いたことのあるひとなら「あーここか！」と車を停めて周囲を見渡してみるとよいだろう。というかおれは停めた。停めまくった。まあ路地裏とかビルの角とか細かい部分の作りこみには粗も探せるし、いまはもう移転してたり社名が変わってたりする店舗もあるが、いままでに見たことのないクオリティで新宿が XBOX 360 上に仮構されているのだと、どこから見ても確かめることができる。
• けどふつうにレースしてると、しばらくそれが見知った場所であると気付かない部分もあって笑った。実際の新宿の車道をこんなハイスピードで走り抜けることなど絶対にないからなあ。

• ゲームとしてはだいたい PGR2 で完成していると思うので、それの微調整版と思っていいんじゃないだろうか。ということは、現時点世界最高レースゲームといってよい。
• ハード性能の限界なのか車メーカーとの契約絡みとかがあるのか、どういった理由であるかはともかくいかなる衝突にあっても完全無欠のボディを持つのが一般的なリアル調運転ゲームにおけるクルマ（←GT 語）だが、その中にあって PGR3 は、世界に数百台しかないスーパーカーであろうと障害物にぶつかればベコンベコンにする男気溢れる仕様を誇っている…のだが、なんか体験版のせいかしらんけど破壊され度合いが地味だな。いちおうベコベコにはなるし傷もつくけど。製品版と違ってフォトモードがなく、自由にカメラが寄れないから破壊箇所をよく見ることができないというのもあるか。というか Forza でガードレール擦ったときの無残さに慣れすぎたかおれの視覚が。

とにかくにも、はやく 1 月 12 日が待ち遠しい。これほどなにかが待ち遠しいというのはひさしぶりだ。渇望を通り越して穏やかな心地だ。