すきま風

どうも風邪ひきやすいと思ってたらあれだちょうどおれが寝ている万年床の、ちょうどおれが寝転がると脇腹のあたりが来る位置から冷たい風が吹き込んでいた。もちろん布団かぶって芋虫状になって寝入ってはいるんだけど、夜中になるとギッコンバッタンして布団を引き剥がしたり被りなおしたりして寝相が悪いので脇腹がノーガードになるフレームがけっこう発生しがちな気が。そのすべてのタイミングを逃さずゲージ削られているのに違いない。けどまあそれだけが原因ではないよな。たくさんある原因のひとつに過ぎない。

あとすきま風というのは意外と厄介なものなのだなと気付いた。出入り口がすごく塞ぎづらい。なにか適当な大きさの板とかを当ててみても、空気の通り道が分岐して出口が増えるだけだったりする。塞ぎづらいから開いているわけだ。隙間を塞ぐというのは大変な仕事だ。塞いで塞がるような穴なら最初から開いてないのだ。