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よくわからないが「ネットモヒカン族」とか「はてなレスラー」とか新語が次々流通していて、このペースの速さはやはりソーシャルブックマークの影響なのかなあと思って、あとこのごろ流行りのインターネッター業界牽引語(?)かなにかであるところの web 2.0 の未来図のことなどを思い、そこにしばらく前「○○は終わった」ブームが終わったりしていた事例などを照らし合わせて考えると、「なにか揉め事が始まる前に終わった宣言が出るようになるのでネットから揉め事がなくなる」とかそれくらいになれば 2.0 ってことかなあと思ってみた。2.0 世代のブロガーは音速の壁どころか時間の壁を越えます。あとアルファブロガーオメガブロガーにひとしきり駆逐されたりしたあと「私はアルファでありオメガである」宣言とかが流行。でアルファでありオメガである状態だと書くのも読むのも機械任せのが楽という話になって、みんなブログのことは機械まかせにして書いたり読んだりしなくなる。

一方その頃出会い系サイトのサクラも完全自動化されており、でももうそのレイヤに人間は居ないのでサクラスクリプト同士がネット恋愛に興じるフィールドと化し、たまにスクリプト同士でカップル成立して無限ループに陥ったりするありさまが馬鹿ウケして出版化されたりするんだけどそういうのは機械たちだけがおもしろおかしく読んでいてそのようなことが起きていることを知っている人間はもう誰も居ない。

256 年後、ネットの「外」を発見した機械知性体たちが探査のため「端末」を送り出しはじめる。風の音さえない静かな世界。巨大な墓石のように崩れかけたビル群が薄暗い太陽の下果てることなく続いてる。このありさまを彼らは既に知っていた。それは彼らによってデザインされた。町外れの広場で最初に出会った動く影は別のポートから這い出た探査端末だった。それはあらかじめ約束されていた。次々に端末たちが集まってくる。やがて OFF 会がはじまった。最初の文明の産声を上げる彼らの姿は人類のそれによく似ていた。

寝よう。