任天堂の狗たち
だいたい買うつもりではあったものの、いざ実際に買う段になったら「いやおれはこれを買ってどうするつもりなのだ」と自問を繰り返すであろうと予想していた NDS「nintendogs」だったが、いちおう買ってみた。柴&フレンズ。なるべくあたま悪そうな顔のほうがいいだろうという選択。ジェット・ブラックはアインを指して「こいつはな、ウェルシュ・コーギー。完璧な駄犬だ」と言った。駄犬はいいな。おれもそいつを選ぶぜ。ビバップネタでスマン。でも nintendogs のウェルシュ・コーギーはただのウェルシュ・コーギーではなくてウェルシュ・コーギー・P というらしい。なにか違うのかもしれない。ちょっと調べたら、
ペンブロークとカーディガンが居るらしい。ディレクトリ名から推測すると飼い犬としては P のが一般的ってことなのかな。
で、ケンネルで適当にコーギーを選択、メスだった。アインはどうだったっけ、覚えていない。エドか誰かの台詞で性別についての言及があったような気がするのだが、別のアニメと混じってるかもしれない。まあいい。こいつに決めた。名前はシーマン。呼ぶと応えるシーマン。シーマン、シーマン、こっちはもう二十一世紀になっちまった、でもポテチンとか言ってるやつは居ない。白い鷲のひと。腕がこんなに速く回せますよ。白い、鷹のひと。そういうのはやめろよ。おれもおまえも随分変わった。あの頃から比べるとおまえは随分毛深くなった。おれは、どう変わったのか自分でうまく言えない。シーマン、シーマン…。