RIDGE RACER DS

意外におもしろくなってきた。現在形のリッジが去勢されてゆく過程で喪った野性味がある（気がする）。そのぶん画面も野性的な（粗い）わけだが。でもまあこの荒さはこれくらい粗い画面でないと出せないところよな（高解像度になっても初期リッジのままでは「単に雑なゲーム」としてしか見られないのではないかという問題→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20041108#p2）。とりあえず最初のエンディングまで見た。次はリバースにチャレンジ。

• ドリフトの戻りがきついかんじだけど（コーナー後の直線で軸あわせに失敗して壁に激突しやすい）、車体特性をみながら慣らしていけばどうにかできそう。
• 敵車同士でダンゴっていうか並走していることがよくあるため、ゴボウ抜きの難度が高め。隙間はあるのだろうが、一人称視点であることと操作精度の問題で、うまく針穴を通せない（三人称視点も選べるけどリッジで三人称視点はゲーム的にあまり意味がないかなと思うので（リッジルールでは自車の状態を見る必要がないため）使ってない）。
• 敵車との衝突判定がけっこううしろまで残ってるのか、それとも並走状態になっても敵車が減速気味にならない仕様になってるのか、視界外の敵車とぶつかることがよくある。リッジの本物ではあまりない感覚。どっちかというとおれはこっちのが好み。衝突によるペナルティもあまりないし。
• 車のデザインはあまりよくない。べつにイヤというほどでもないんだけど、好感にはつながらず。一人称視点標準のレースゲーの見た目で重要なポイントのひとつが「敵車のお尻」なわけだが（←プレイヤが一番多く見ることになる箇所・アングルだから）、リッジの本物の場合雑魚敵のお尻が微妙に丸っこくてそこがよかった。けどリッジ DS の場合どいつもこいつもカクカクしてるんだよな。単純にメリケンマッチョ的にパワーありそうな形ではあるんだけど。クリボーとかノコノコ的な存在が居ないというか。

ほかには、ふつうに座って遊ぶより寝転がって遊んだほうが画面近くて迫力あるなとか、よかった探しなど。