逆転裁判 2
1 から 2 を続けて遊ぶと、やっぱ 2 は序盤に女キャラを展開させてきたなーという印象が強い。須々木マコといいはみちゃんといい、いはゆるライトオタ風の萌え萌えノリとは断絶していながらしっかりと魅力のあるキャラクタに仕上がっている。オタ向けキャラクタデザインシーンに CAPCOM 社の血統が支配的だった時期は 20 世紀末確かにあったのだが、あれはどこかに受け継がれつつも表面上のつながりを現在形の主流とはいつのまにか断たれてしまったように思われるなあ。
はみちゃんのテーマ曲の軽さは一服の清涼剤だな。主題曲的存在の編曲になってるし。あんまこの筋から出てくる話でもないけど、世界ものでも物語ものでも、いっこの筋にいっこのモチーフをあてはめていじりつつ重ねていくっていうのが正しいよな。
今回はじめて気付いたが、
ということは、冥の年齢ですでに息子か娘が居る確率は低いと考えられるため、
- 狩魔家には、まだほかに登場していない狩魔豪の息子または娘(冥の兄または姉)が一人以上居る確率が高い
となるな。またその人物が冥の姉だった場合は姓が変わっている可能性がある。もし逆転裁判に続編があれば、このあたりの人物が絡んでくるかもしれないと妄想。ていうか「豪パパ(+ママ)+兄または姉+冥+御剣怜侍」という図式で、(数年前の)狩魔家のひとびとみたいなシチュエーションやおい的同人とか作りやすそう(多様なコンフリクトを想定できるため)。萌えキャラとして誰にフォーカスするかで兄か姉かが自動的に決まってくるかなあ。
あと、まだ二章途中だけど、
- 葉中のどかのサイコロック開錠シーン、姉の顔をつきつけるときに顔グラフィックがちょうど重なるかんじに表示される。
これって二章最後の謎への気付きのキーにつながってるよな。意図的かどうかわからないけど興味深い。